tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

気になる話題

tn102.ネタ帳20240127 今年の目標と5つの話題宣言

2024年の目標について 今週のお題「2024年にやりたいこと」 1月も残るところあと4日になりました。先延ばしを続けていた今年の目標も、そろそろ決めて置かないと、ずっとダラダラしそうです。ということで、決定しました。 2024年 5つの話題宣言 今年もアイ…

関東大震災100年(3)集団の安堵と狂気、そして映画『福田村事件』 平和と沈黙(2023)

2023年は関東大震災から100年。 当時の事実を私なりに捉えた上で、映画『福田村事件』を考えてみました。 この記事は前回からの続きです。 大火災の原因と経過 集団の安堵と狂気(1) 政府の動き 首都機能のマヒ 見えにくい実情 フィクション映画『福田村事…

関東大震災100年(2)寺田寅彦の視点と大火災 平和と沈黙(2023)

2023年は関東大震災から100年。 高校時代、部屋の壁に100年カレンダーを貼っていましたが、想像もつかない長い長い時間に思えていました。1985年、20歳の誕生日以降、自分が時間を逆向きに生きたとしたらいつに当たるかと考え、終戦がずいぶん身近に感じられ…

関東大震災100年(1)二人の地震学者と社会 平和と沈黙(2023)

2023年は関東大震災から100年。 この1年、関東大震災について知らずにいたことが数多くあるとわかり、そのイメージが大きく変わりました。 地震に限らず、予想を超える事態が迫る時、それを見抜く力と、それを受け入れる強い意志と柔軟な対応が大事なのだろ…

戦争反対 NoWar 虐殺をやめろ StopGenocide

中東情勢は、東欧以上に複雑なイメージがあって、紛争の原因やそれを終息させる手段など、正直よくわかりません。 けれど、それを置いてでも、今の状況はあまりに酷いと思います。 壁を作って閉じ込めた上で、水や食料、燃料も与えない。 通信すらままならな…

tn93.ツバメと人の共存。大阪府と石川県の話

5ヵ月前、ツバメの記事を書きました。 私が小さかった頃にツバメが苦手だったこと、後に興味を持って観るようになったこと、またツバメに関する話題も幾つか書きました。今回は、大阪府と石川県の事例からツバメの人の共存について考えてみました。 大阪の…

遊び60. 高校時代に終止符を打つ旅(4)みかんととんこつラーメン

1984年3月30日 みかんととんこつラーメン みかん 受験仲間のA君、Bさんに会いにC市まで、朝、日豊本線で向かう。 手帳に道中のことを記している。 行きの列車でおばあさんにみかんをもらう。 手帳を見るまで、みかんをもらったことは忘れていた。ただ、列…

遊び59.高校時代に終止符を打つ旅(3)行くなと言われても行く旅

1984年3月29日 国道197号線の旅 海上区間のある国道 海上を繋ぐ国道があるのを知ったのは小学5年の時(1976年)。時間をかけて地図帳を丹念に見て、国道1号線から58号線までを見つけた。しかし、59号線以降が見つけられず、悔しかったものだ。後に、番号が2…

遊び58.高校時代に終止符を打つ旅(2)『岬めぐり』と佐田岬

1984年3月28日 佐田岬を目指して 『岬めぐり』山本コータロー 当時の八幡浜駅にロータリーがあったのを憶えている。でもgoogle mapのストリートビューを見ると記憶とはずいぶん違っているように思う。無理もない、40年近くも前だ。近くの喫茶店で朝食をとっ…

遊び57.高校時代に終止符を打つ旅(1)にわとりコッコ

卒業式後のぐだぐだ生活 まんじりと過ごした日々 高校の卒業式を終え、大学受験は全敗に終わり、予備校への入学が決定していた1984年3月下旬。大学への再挑戦は決めていたものの、この先どうなるかわからないという不安も感じていた。4月になれば、予備校が…

tn77.ネタ帳20230129 今年も5つの話題宣言

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 今年のブログ目標や話題宣言について書いておくことにします。 2023年 5つの話題宣言 って、アイキャッチ画像から手抜き感が拭えません。 今年の目標について 年間100記事 こつこつ、のほほ~んとしなや…

AI考(6) マッチ箱AIと「三目並べ」(2)マッチ箱AIは思考したのか

いきなりの問題です。 「三目並べ」で勝ちやすい初手 あなたが「三目並べ」の先手(○)なら、初手はA~Iの内、どこを選びますか? あなたなら、初手をA~Iのどこにしますか? 三目並べに必勝法はないので、相手のミスを誘いやすい手を考えてください。 …

AI考(5) マッチ箱AIと「三目並べ」(1)知能とは何か?

人工知能、AIとは? 「マッチ箱AI」や「考えるマッチ箱」という言葉をご存じでしょうか。 コンピュータ等の電子機器ではなく、マッチ箱とビーズ(くじ)で作るAIです。 AIは人工知能とも呼ばれますが、「知能」の定義が明確ではないため、「人工知能」の定義…

母の家計簿から(5) だいぶ痛いようだった

治りが遅い日々 先日、親不知を抜いた後の経過が今ひとつよくありません。 心配した出血は、うっかり強く噛んでしまった1回だけです。でも、痛みの方は食後に発生することが続き、痛み止め薬を毎日、朝、夕と飲んでいます。今日は、試しに朝食後の痛みを我…

母の家計簿から(4) 兄の学生服で我慢する代わり

私の高校では、男子は学生服が標準服とされていました。 詰襟部分に校章バッジをつけていた記憶もあります。 学生服 イメージ 学生服は中学入学以降、高校卒業までの6年間着ていました。高校入学時に買い替えたのかは不明ですが、身長も伸び盛りの頃なので…

tn65.国を守るということ 平和と沈黙(2022)

ロシアのウクライナ侵攻を受け、日本でも声高に言われるようなったのが、核兵器の共有と、防衛費(軍事費)倍増でしょう。とりわけ、従来の防衛費には収まらない敵基地攻撃能力(反撃能力)が話題になりました。 <敵基地攻撃能力(反撃能力)> 弾道ミサイ…

tn64.8月の原爆の日に思う 平和と沈黙(2022)

広島原爆の日のあいさつ 2022年8月6日、広島平和記念日での湯崎英彦広島知事のあいさつからの抜粋です。 ( 全文はこちら) あの時、川土手で、真っ赤に燃え盛る空の下、中学生らしい黒い人形の様な人達がたくさんころがっていた。「お母さん」。その声もだ…

母の家計簿から(3)「無理だそうだ」と「酸っぱい葡萄」

「国立大は無理だそうだ」への疑問 1982年5月16日の母の家計簿にはこう記されていました。私が高2の時です。 (私の)学級会へ主人に行ってもらった。個人面接があったそうで国立大は無理だそうだ。 これには少なからず驚きました。高2の担任の先生は、「国…

母の家計簿から(2)勉強勉強という考へ方

私が高1の時、母が学校で聞いたこと 過去記事に、こう書いています。 高1(15歳)の初めての三者面談。私、母、学級担任で進路相談をした。将来の夢とともに国公立大学進学の希望を話したら笑われた。一字一句までは憶えていないが「あはは。まあ、夢が大…

雪国への受験旅行(3) 受験を終えれば春

相部屋最後の夜 試験期間中、天気はコロコロ変わったと思う。窓から陽が差して青空と周辺の雪景色が眩しく見えたかと思ったら、景色が吹雪に隠されたり、どんよりと灰色の雲が空を覆ったり。これもまた、別世界に来たような錯覚に役立っていたのかも知れない…

雪国への受験旅行(2) 相部屋仲間との結束

試験初日の朝 3月4日朝。起きて驚いた。雪国の宿なのに、布団から半身起こしてもそれほど寒くないのだ。自分の家の朝の方が余程寒くて起きづらいと思った。暖房が効いていたのか、9人で寝ていたからか、受験への意気込みからなのか、理由は定かではない。も…

雪国への受験旅行(1) 受験仲間との出会い

出発 1984年3月3日。起きたのは午前2時15分。雪国の大学受験に向かうのだ。計画は自分で立てた。3:30発の大阪行きフェリーから地下鉄に乗り継ぎ、新大阪7:40発の雷鳥3号に乗って目的地を目指す。港まで父の車で送ってもらったが、その後は長い一人旅。新大阪…

母の家計簿から(1)大学合格の電報

1985年3月16日の母の家計簿。日記欄にこうありました。 大学合格。やっと安心した。電報を待つ気持ちのつらかったこと。嬉しかった。 え?!合格の電報?何のこと?!衝撃でした。 実は、以前のブログにはこう書いています。 受験の結果だけを書けば、大学の…

tn58.ネタ帳20220129 今年も5つの話題宣言

今年も、記事にしたい話題を5つ宣言します。 去年も5つの話題宣言をしました。 1.AIの話2.編み物の話3.ウーロン茶や水など無糖飲料の話4.自転車に乗りながら飲んだ空き缶の置き場所のこと5.禁煙と喫煙のことそして後から父の無呼吸症候群も加えま…

AI考(4) AIと人間性と多様性、そして高校生の体験記『聾者は障害者か?』

AIと女性差別 2018年、米国のテクノロジー企業アマゾンが、人材採用にAI(人工知能)システムを活用していたが、女性を差別するという機械学習面の欠陥が判明したため、その運用を取りやめたとニュースになった。その際、そもそもAIに採用を任せることが間違…

AI考(3)AIの「遠い先の時代」と「近い将来」

前回、AI美空ひばりとAI手塚治虫のプロジェクトが、AIの現状を示す好例と考えて記事にしました。 ただ、ちょっとセンセーショナルに書き過ぎたかなとの反省もあります。記事冒頭の「AIが誰かを蘇らせる時代は来るでしょうか。」は、「近い将来」ではなく、「…

AI考 (2)AI美空ひばりとAI手塚治虫 その人らしさ

AIが誰かを蘇らせる時代は来るでしょうか。蘇った人が誰であるかの証拠は必要でしょうか。そして、蘇った後で再び活躍することはできるでしょうか。 AI歌手、AI漫画家は可能でしょうか この記事は、「AI考 (1)将棋AIとプロ棋士と私」の続きです AI美空ひ…

AI考 (1)将棋AIとプロ棋士と私

人間の知能を超えるAI 持論です。人間の知能を超えるAIは、もう存在していると思います。ある意味において、AIは既に人間より賢いということです。2013年の第2回将棋電王戦で、現役プロ棋士5人とコンピュータ将棋AI5機で5局対戦し、棋士の1勝3敗1分け…

遊び42.マフラーを編んだら、世界が変わった話

編み物をしたことはありますか? 高校2年の晩秋、編み物の世界を知りたくて、マフラーを編んでみたことがあります。初めての挑戦でしたが、少しは冬を暖かくすごせるかもと夢は大きかったです。 実は、きっかけは某科学雑誌の記事でした。 「編み物は2進法…

お茶と水と水清涼飲料水、そしてペットボトル(3)<ペットボトル編>

ペットボトルの広がり 突然ですが、今、みなさんの家の冷蔵庫にはペットボトルが何本入っていますか? 一度開栓しているもの、空のものも含めて、1日に何度、ペットボトルの蓋を開け閉めしていますか? ペットボトル飲料の爆発的な拡大が社会に与えた影響は…