tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

母の家計簿から(4) 兄の学生服で我慢する代わり

私の高校では、男子は学生服が標準服とされていました。

詰襟部分に校章バッジをつけていた記憶もあります。

学生服 イメージ

学生服は中学入学以降、高校卒業までの6年間着ていました。高校入学時に買い替えたのかは不明ですが、身長も伸び盛りの頃なので服が小さくなったのでしょう。実家の柱にある5月5日付けの印では、高1の身長は158cm、高2で162cm。4cmの伸びです。10月までにさらに1~2cm位は伸びていたのかも。母の家計簿によると、学生服を変える必要が生じたようです。

 

1982年10月4日の日記欄。

(私が)学生服を兄ので我慢する代わりに1500円くれと言ったので、そうした。

笑ってしまいました。私の記憶からすっかり抜け落ちていましたが、1500円というのがいかにも私らしいです。1500円とはズバリ、映画鑑賞料金+パンフレット代。自転車を使って交通費を浮かせた金額です。そのお金欲しさに屋根のペンキ塗りの手伝いをしたこともあります。

 

恐らく、10月1日(金)の衣替えで着ると、予想以上に学生服が小かったのでしょう。土日に新しく買うか話し合ったのだと思います。そして、兄の学生服を着てくれたら助かると言われて渋々、了承。でも月曜になって、何だか損した気分が消えず、1500円の提案をしたのでしょう。

 

お下がりの 学生服で 映画代 

 

(5)へ続く

 

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