tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

お題

授業29.『レモン哀歌』レモンという選択肢

先日、高校時代の現代国語の教科書を実家の倉庫で見つけたことを記事にしました。 それ以降、気が向いたときに、気になったところを読んでいます。不思議なもので、教科書の実物を手にすると思い出すこともたくさんあります。すっかり忘れていた授業の様子が…

ジャガイモの違いを味わう

母から、ジャガイモは主に2種類と聞いていました。 ほくほく男爵イモと、しっとりメークインの2種類。 高校の頃、知っていたのはそのくらい。味や見た目の違いも区別できずにいました。 食感としては、ほろっと崩れるのが好みだったので、ジャガイモを使う…

「覆水盆に返らず」と「こぼす」あれこれ

覆水盆に返らず 「覆水盆に返らず」は、ことわざの一つで、「一度起きてしまったことは元に戻らない」との意味で使われています。 覆水盆に返らず イメージ 覆水盆に返らず ハンプティ・ダンプティ It is no use crying over spilt milk. 「こぼす」のイメー…

高校時代にこぼしたもの3選

ここは高校時代blogなので、高校時代に「こぼしたもの」を3つ書くことにした。 タイトル 大学合格 高校時代で一番大きな「こぼしたもの」は大学合格だと思う。 本命や第2志望も失敗。さらに、模試でA判定だった滑り止めまで、ことごとく取りこぼして浪人生…

綿埃の新たな繊維を見つけるために

人生に無意味な時間は無い このブログも、あと3カ月足らずで5年を迎えます。 1日の平均アクセスは100にも程遠く、泡沫のような存在でしょうけれど、それでも書き続けてよかったと思えることがあります。 50歳を超えた頃の私には、高校時代はただ受験に追…

残酷な暑さとなりぬ残暑かな

今日は8月29日。例年なら夏の終わりを惜しむ頃。 過去記事に 夏休みの後半お盆過ぎ~9月前半くらいまでは、毎年のように、食欲が激減して、力が出ない、何をするにも意欲が出ない状態になっていたように思います。酷い時には、熱が出て夏風邪と診断され病床…

夏の終わりに山積みになったもの

夏の終わりに 8月も残り1週間という時期に、今週のお題が「苦手だったもの」だなんて、これは「夏休みの宿題」を意図しているに違いない、と思うのは私だけではあるまい。 実際、夏休みの宿題は苦手だったのである。否、今なお苦手なのである。ちなみにこ…

母の家計簿から(6) 30万円の記録と記憶

「30万円」と「高校時代」。二つのキーワードを掛け合わせると、思い当たることが2つあります。 兄のお下がりの学生服を着たり、中学生になっても自転車を買い替えなくていいとか、夜食を作らなくていいとか、自分では家計や家事に協力していると思っていて…

勉強「しなきゃ」から「わかりたい」に変わった時

高校入学当初から、勉強「しなきゃ」、大学進学「しなきゃ」という思いは強かった。でも、振り返れば「しなきゃ」という思いが強い程に勉強ができなかった気がする。もう40年以上も前の話である。 高校受験当日の午後に高熱で意識を失ったこともあり、入学は…

遊び55.「かけるかけるかける」

記憶と計算 かけ算を暗記する 中学校の数学で、11~15までの2乗は憶えた方が良いと言われました。この先、数学の問題を解く際に比較的目にすることが多いからという話でした。私は素直に暗記したのですが、抵抗を感じる生徒が少なからずいて驚きました。 か…

tn78.マメとナッツの境界線

枝豆を更に熟れさせたら大豆になると知ったのは、いつだったろう。 既に働いていたのは間違いない。 ピーナッツと落花生と南京豆が実は同じ植物だと知ったのも、働き出してから。 関心を持たなければ、出会った知識は記憶を素通りしていくものだ。 南京豆の…

tn77.ネタ帳20230129 今年も5つの話題宣言

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 今年のブログ目標や話題宣言について書いておくことにします。 2023年 5つの話題宣言 って、アイキャッチ画像から手抜き感が拭えません。 今年の目標について 年間100記事 こつこつ、のほほ~んとしなや…

鷹にさらわれた夢

縁起の良い初夢 「一富士二鷹三茄子(いちふじ・にたか・さんなすび)」を知ったのは、いつだったろう。小5の時、年賀状に富士山と鷹と茄子の絵を描いた記憶がうっすらある。描きながら、富士と鷹は理解できるが、何故、三番目に茄子(なすび)なのか?がよ…

tn76.ブログで2022年を振り返る

2022年に書いた記事は105本。月別に記事を取り上げ、2022年を振り返ってみます。 月別に記事を振り返る 1月『一般ユーザーでもプルダウンメニューがつけられました』 2月『78億人が息をするくらい当たり前に』 3月『雪国への受験旅行(3) 受験を終えれ…

tn75.2022年のブログ目標を振り返る

年末、新聞やテレビで「今年の十大(重大)ニュース」みたいな振り返りが良くあるけれど、「もし、12月31日に重大なことがあったらどうするんだろう?」と考えてしまう人も一定数いるようで、年明けてから、旧年の振り返りをする人は意外と多いようだ。 ただ…

ありがとうございます。ブログ4周年になりました。

ブログ4周年 ここ tn198403s 高校時代ブログ をスタートしたのが2018年12月9日。 早いもので、もう4年になりました。 「ちょっといいこと」に認定、一つ目。 4周年も年間100記事を達成して迎えました。 これも「ちょっといいこと」に認定、二つ目。 半年…

高校時代のカバンの記憶

高校時代は自転車通学でした。後ろの荷台に学生カバンを載せ、フックの着いたゴムロープで、しっかりと固定していました。 さて、ここで問題です。 私が高校時代に使っていたカバンは①~③のどれに近いでしょう? 高校時代に使っていた学生カバン ヒント (ぼ…

校内スポーツ大会(2)2年のサッカー

高2の2学期末のクラス対抗スポーツ大会でサッカーがありました。当時サッカー部員だった私もチームに参加しました。 ただ、1年生の時のバレーボールほどの記憶はありません。 沢山の人に注目される内容でもなかったです。 サッカークラブではポジションが…

試験当日の朝、カッターで鉛筆を削る

どこまでのことをルーティーンと呼ぶのか不明だが、高校時代にも様々なルーティーンがあった。 そうだ、鉛筆削りの話をしよう。 いつ頃からだったろう、鉛筆はカッターで削るようになっていた。理由は、鉛筆が長持ちするを筆頭に、カッターの扱いに慣れる、…

人生でハマったゲームたち 30選

最近はゲームと言えばスマホとの印象が強いでしょうが、私の年代(1965年生まれ)であれば、デジタルのゲームが無かった時代を過ごしています。今回のお題をせっかくの機会として、私の人生でハマったゲームを取り上げることにしました。 小学生までのゲーム…

冷やしレモン水の甘さ加減

冷やしレモン水を作ろうと考えた。 高2の夏だったと思う。 砂糖水に薄切りレモンを入れるだけの極簡単なもの。 そこで、丁度良い甘さにしてみようと思った。 容器に半分位の水を入れ、砂糖を小さじ1杯くらい(※計量用小さじではない)を溶かし、混ぜた菜箸…

授業26.ウルトラマンは突然に

ウルトラマンは突然に現れる。クラスのみんなは、どう反応したらいいかと戸惑うだろう。しかし、私はたじろぐことなくウルトラマンを冷静に、そして熱く語るのだ。その機会を虎視眈々と待っていた。1983年4月のことである。 ウルトラマンは突然に 自己紹介の…

高校時代のSF漫画『うる星やつら』

昨日、高校時代の映画を中心にSF作品について記事を書いたばかりだけど、どうにも書き足りてない気がしてしまった。 漫画についてである。 漫画『ドラえもん』は、日常生活にSFが入ってきた作品でした。ホラー作品も日常生活に近づいてきた印象があります。 …

映画26.高校時代のSF作品を振り返る

このブログに「SF」だけでカテゴリーを作れるくらい、ネタは多いです。80年代は、映画も漫画もアニメ、小説もSF大流行という感じでしたから、無理もありません。 当初、高校時代に接したSF作品を全部まとめてみようかと思いましたが、あまりに多くてすぐ断念…

遊び44.3手詰3問。将棋を散歩気分で楽しむ

将棋はそれほど強くないですが、このところ、twitter で詰将棋に挑戦することが増えています。と言っても挑戦するのは、3手詰め、5手詰め中心。手数のかかりそうな問題はちょっと見て、ピンとこなければパスです。ただ、3手詰めとわかっていれば条件反射…

山間の好きな街は一日にしてならず

学生時代の下宿を含めれば、これまで住所となった場所は12カ所。足跡を残した場所は46都道府県。海外に出たことはないですが、思い出に残る「好きな街」はたくさんあります。 かつて、こう書きました。 街というものは、時間、空間、人間の移り変わりで変遷…

もしも英語が使えたら、Another World に行ってみたい

May I help you ? 高校の頃に思っていた。いつか、この言葉を気軽に使えるようになりたいと。それは私が英語を十分使えている証になるだろうと。 でも、"May I help you?"より“Can I help you?”の方が良いとか、それより"Do you need hepl?"が良いとか、そ…

雪国への受験旅行(3) 受験を終えれば春

相部屋最後の夜 試験期間中、天気はコロコロ変わったと思う。窓から陽が差して青空と周辺の雪景色が眩しく見えたかと思ったら、景色が吹雪に隠されたり、どんよりと灰色の雲が空を覆ったり。これもまた、別世界に来たような錯覚に役立っていたのかも知れない…

雪国への受験旅行(2) 相部屋仲間との結束

試験初日の朝 3月4日朝。起きて驚いた。雪国の宿なのに、布団から半身起こしてもそれほど寒くないのだ。自分の家の朝の方が余程寒くて起きづらいと思った。暖房が効いていたのか、9人で寝ていたからか、受験への意気込みからなのか、理由は定かではない。も…

雪国への受験旅行(1) 受験仲間との出会い

出発 1984年3月3日。起きたのは午前2時15分。雪国の大学受験に向かうのだ。計画は自分で立てた。3:30発の大阪行きフェリーから地下鉄に乗り継ぎ、新大阪7:40発の雷鳥3号に乗って目的地を目指す。港まで父の車で送ってもらったが、その後は長い一人旅。新大阪…