2023年に書いた記事は100本。
月別に記事を一つずつ取り上げ2023年を振り返ってみます。今回は9~12月編です。
半年で分けていないのは、記事数が1~8月で44記事、9~12月で56記事と、本当は19月と10~12月にしても良いくらい差があるからでした。
1~8月編はこちら。
月別に記事を振り返る(9~12月)
9月『tn89.秋分の日は、昼より夜が短い。ウソ?ホント?』
8月に100記事達成が危ういと感じながらも、9月は4記事にとどまりました。9月末時点であと52記事(残り92日、2日1記事ペースでも間に合わない)という状況。
それほどお勧めというほどでもないのですが、選んだ記事はこれ。
このブログでは、度々、暦や月齢、地球の動き等を話題にしていますが、不思議に思えてしまうことがたくさんあります。
暦に関する記事が幾つあるか、数えたことはありません。20以上にはなるのではないでしょうか。天体の動きに興味がある上、その時節に合わせて扱えるネタにもなるので、取り上げることが多いのだと思います。でも、暦はかなり複雑ということを知っている程度で、詳しいことは今なおわかっていないことが多いです。
10月『授業28.現代国語の教科書、現る』
10月は少し記事数が増えて10記事。その中から
を選びました。
幾らかの教科書は残していた記憶もあったので、素直に見つかってよかったとは思うのですが、既に現代国語の授業内容を、幾つか記事にしています。それとの整合性がどれだけあるのか、興味半分、怖さ半分です。
現代国語の教科書を発見したことで、100記事達成に光明が差した気がしました。いざとなったら、教科書からのネタを幾らでも使えるので、何とか100記事を達成できるかもと思ったのでした。ここにきて、ブログの楽しみが増しました。
一つは、ブログネタが一気に豊富になったと思えたことです。パラパラとページをめくっただけで、現代国語の内容のみならず、当時関心を持っていたことがたくさん思い出せたのです。よくぞ落書きをしていたなぁと自分を誉めたいくらいでした。
もう一つは、過去記事を検証できる楽しみが増えたこと。曖昧な記憶のまま書いた記事も少なくありません。記憶違いはもちろん、どうしてそんな記憶になったのかが見えてくることもあります。
次点の記事として『近況48.30年ぶりに飲み込んだもの』を挙げておきます。
30年ぶりの内視鏡(胃カメラ)に、鼻腔経由で挑戦した記事です。
11月『戦争反対 NoWar 虐殺をやめろ StopGenocide』
11月の記事数は8。これを選びました。
2022年のウクライナへの侵攻が止まぬままに、新たな戦争が始まってしまいました。
中東情勢は、東欧以上に複雑なイメージがあって、紛争の原因やそれを終息させる手段など、正直よくわかりません。
複雑な思いもあって、記事にするのを逡巡していましたが
つい先程、スマホに通知が入りました。
逡巡していましたが、記事に書くと決めました。
停戦と被害者、難民の救済を願うばかりです。
12月 3つの記事
12月は34記事になりました。12月の日数よりも多いです。1日に3記事、投稿したこともありました。目標の年間100記事を達成したのはURLから判断すると、12月31日の23時44分52秒。
自分としては手を抜いた記事は書かなかったつもりですが、そもそも、100記事に向けて、手を抜きまくったために起きた事態です。胸を張って言えることでもありません。それでも、この数年続けてきた『平和と沈黙』シリーズを途絶えさせなかったことで、達成感も得られました。また、高校時代の興味関心を深める感じで書いた記事もあります。
そんな訳で、12月は3記事を選びました。
『関東大震災100年 平和と沈黙(2023)』シリーズ
『平和と沈黙(2023)』は、関東大震災100年に当たることから、テーマに選びました。当初、それほどの関心を持っていなかったのですが、7月に映画『福田村事件』を紹介する番組を観てから、少しずつ関心を持ち、9月に映画を観た後で、今年のテーマにすることに決めました。まだまだ知らずにいる歴史は多いと痛感しました。
(1)と(2)のリンクも貼っておきます。
関東大震災100年(1)二人の地震学者と社会 平和と沈黙(2023)
関東大震災100年(2)寺田寅彦の視点と大火災 平和と沈黙(2023)
『地図から広がる世界』
「地図から広がる世界」は、現代国語の教科書を見ていて、世界略地図の描き方を考えていたのを思い出して、書くことにしました。世界略地図の話を一番に持ってきても良かったのですが、当時、地図への関心が結構高く、略地図の話だけで終わらせたくないという思いからです。
今の所、「メルカトル図法」を扱った『授業30.地図から広がる世界(1)3つの直角を持つ正三角形』と「世界略地図」の2記事だけですがまだ続けたいとの思いもありつつ、今後は未定です。
『ショートショート 変わったスプーン』
高校時代に、ショートショートを豆本に仕上げて、友人に読んでもらったことがあります。『変わったスプーン』のシリーズはそこそこに好評で、ショートショートで9本、総集編として長編の話(原稿用紙100枚程度)も書いています。現物は行方不明でしたが、当時のネタを元にリメイクしてみました。現在、4つ作品にして投稿しています。今後、続けるかどうかは未定ですが、これまでの所、楽しみながら書けています。
こちらも、各話と説明のリンクを貼っておきます。
書いてよかった2023
いろいろありつつも一言で言えば、「2023年もブログを書いてよかった」です。
12ヵ月でピックアップした記事を振り返ると、2023年がどんな1年で、どんなことを思い考えていたか、ある程度、見える気がします。
いつか、2023年を振り返れば、イスラエルへの攻撃やガザへの侵攻、藤井棋士の8冠を思い出す人は多いでしょう。阪神の日本シリーズ優勝や A.R.E を思い出す人もいるでしょう。ただその当時、自分が何を考えていたかはなかなか思い出しにくいものです。
その時点のことではなく、後から思ったことや考えたことで記憶が上書きされてしまうこともよくある話。それを防ぐ意味もありそうに思います。
とは言っても、書き残すことが大事だと声高に言うつもりもありません。書き残しても読み返さない、誰も見ないということも多いでしょう。書くことに意味があるように、書かずに別のことをするのにも意味があると思います。ですから、ブログを書いた方がいいと結論付ける気もありません。
結果的に、振り返ってみて、書いてよかったという程度の話です。どれくらい良かったのかと聞かれると、即座に答えに窮してしまうのです。
今週のお題「書いてよかった2023」