2020年上半期、前回はアクセス数でしたが、今回は記事を振り返ってみます。対象は2020年1月1日~2020年6月30日までに書いた50記事と、その間にアクセスの多かった記事です。
私のお気に入り記事3選
自画自賛ながら、3記事をピックアップ。
1.「映画14.祖父母が亡くなったのに涙が出ない私と『東京物語』」
去年12月に母が亡くなった時のことを、ずっと記事にできませんでした。いろんな思いが絡まっていた上、まとまった時間もとれなかった中、自分なりに気持ちの整理ができた記事です。
『東京物語』を観て、それまでの悩みから救われた気持ちになったことを書いています。でも、そのきっかけを与えてくれたのが、NHK土曜ドラマ『心をいやすということ』でした。
でも、実はまだこの記事も未完のままです。カテゴリー「母のこと」は、これからも機会を見つけながら書いていきたいです。
2.「授業16.『こころ』(夏目漱石)は鉛のような話」
カテゴリー「高校の授業」は、なかなか筆が進んでいませんが、大事にしたいカテゴリーです。映画や音楽のように、改めて見たり聞いたりもできません。その当時の記憶が頼りで、ノートや教科書も処分済みで、記憶違いもありそうです。
このブログを書き始めてから、再生できない授業はコンサートのライブより貴重だったかもと思うことがあります。もちろん、コンサートに比べると、授業は準備や練習もなく、行き当たりばったりで、居眠りや落書き、他のことを考える等も多かったです。でも、わからない悔しさ、不安に対して真剣に向き合った経験も、授業ならではだったとと思います。
授業のあった当時のことだけではなく、その後にどう繋がったかも書いておきたいです。授業のほとんどは忘れてしまうものですが、そんな中で残ったものの中に、唯一無二の替えようのないものがあるように思うのです。
もし、万が一、高校生がこのブログを読むことがあった時、授業が大切なこともあるんだなと知るだけでなく、感じてもらえたなら感無量ですと、夢は大きく持っています。
3.「高校時代、うどん屋さんと言えばここでした。」
高校時代によく通ったうどん屋は、母が入院していた病院の近くだったので、30数年ぶりに食べに行く機会を得ました。
ずっと変わらぬまま続いていることの良さを味わった気分。うまく表現できたか自信はありませんが、記事にできたこと自体が嬉しかったです。
半年間でたくさん読まれた記事
ブログのTOPページは別として、google アナリティクスで2020年1月1日~2020年6月30日の間にたくさん読まれた(正確には「アクセスがあった」)ページ、best10 です。2~5位には、イメージと極短い紹介文を添え、6~10位はテキストのリンクと紹介文にしました。
第5位 「tn10.「人間は考える葦である」(パスカル)を考える」
ある意味「人間であるなら考えろ」
第4位 「遊び12.正直地蔵とうそつき地蔵」
「疑うことなく信じるなかれ、信じることなく疑うなかれ。」
第3位 「空の写真(2)不思議な彩雲と雲の謎めく動き」
「雲のかくれんぼ」の楽しみ、少しでも伝わったなら嬉しいです。
第2位 「授業16.『こころ』(夏目漱石)は鉛のような話」
「鉛のような飯」とは、何を強調したかったのでしょう。
第1位 「遊び9.ひらがなの一筆書き問題とその謎、その魅力」
「すべてのひらがなは一筆書きできる」
ほぼ、1年前の記事です。現在、この記事は、google検索で一番多く訪問があります。3月頃からアクセス数が増えてきました。今だけと思いますが「ひらがな 一筆書き」でgoogle検索をかけると、かなり上位に表示されます。yahoo検索でも上位です。
筆のイラストがなかなか上手く描けていると思う点でお気に入り記事ですが、「すべてのひらがな(文字)は一筆書きできる」とは強引なこじつけだと自認してるので、この記事が1位なのはちょっと複雑な気持ちです。
6位~10位の記事
テキストリンクと極短い紹介文を貼っておきます。
武田鉄矢の出演歴から外したくない、彼の意気込みを強く感じた作品。
7位 「映画14.祖父母が亡くなったのに涙が出ない私と『東京物語』」
この映画は、大事な人が亡くなっても涙が出ない私を許してくれました。
8位 「授業15.わたしの英語力と”Remember Pearl Harbor”」
日本語であれ、英語であれ、相手に伝えたい何かがある。
9位 「遊び28.『なんだ君の冒険』(2コマ?4コマ?漫画)にチャレンジ」
2コマで4コマの漫画。高校時代のアイデアを再現。
10位 「遊び26.「めくり貧民」は、ほぼ一択の二人対戦特化型トランプゲーム(実践編)」
二人の間で形勢が逆転に次ぐ逆転で進んで行く「めくり貧民」の面白さ。
半年を振り返って
振り返ってみると、それぞれの記事に思い入れがあります。読み返してみると「気持ちが前面に出過ぎて、ちょっと押しつけがましいかな?」と思うものや、イラストについての苦労や手抜き、記事にして初めて知ったり気づいたりした等々。
ブログで公開している以上、良い記事かどうかの判断で読者さんとの温度差などもあると思います。その辺は、ブログの宿命でしょう。一方で、記事について思うことをブクマやコメントをいただくこともありました。これは、ブログの醍醐味とも言えるでしょう。
これまでの記事は、それ以前のものも含め、どれも書いてよかったと思っています。
誰かに知ってもらえる喜びももちろんあります。知らなかった人とブクマやコメント、記事、twitter等で共感できる楽しさもあります。読者の皆さんに感謝です。
一方で、ブログに書かなければ、知らなかった、気づけなかった自分に気づいたこともあります。この「高校時代blog」は、ジャンルとしては思い出ブログになるのでしょうが、気分は発掘ブログです。見直す内に、新しく見えてくるものも意外と多いです。
その辺りも、上手く伝えられるブログにできればいいなと思っています。
今後もよろしくお願いします。
今週のお題「2020年上半期」
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<余談 タイトルだけ紹介>
実を言うと、お気に入り3選では、3つめの記事をどれにするか、かなり悩んでしまいました。上の記事では紹介できなかったものの、選考に残った3記事のテキストリンクを貼っておきます。
「「わかる楽しさ、できる喜び、役立てる有用感」につながる勉強法」
「「愛の反対は憎しみではなく無関心 」とマザー・テレサのバトン」