tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

映画19.『ポルターガイスト』は製作者作品か?

ポルターガイスト』は1982年7月26日に映画館で観た作品です。

 

映画のチラシには

ジョーズ』『未知との遭遇』『レイダース』のスピルバーグが放つサイエンス・ホラーの最新作!

と謳われています。

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ポルターガイスト』チラシのイラスト

また、

製作・原作・脚本 スティーブン・スピルバーグ

 と紹介する文字は、「監督トビー・フーパー」よりも一回り大きいです。

 

スピルバーグ感が満載

監督はともかく、作品に大きくスピルバーグが関わっていることを強調していました。実際のところ、スピルバーグ感が満載の映画です。

思わぬところから事件(ポルターガイスト現象)に巻き込まれ、家族が危機に遭い、親が子どもを助けようと困難に立ち向かうのは、『ジュラシック・パーク』等でもお馴染みのストーリー展開。

また、事件の根底に言い伝えがある点、最新科学が登場するものの失敗する点、特撮(SFX)技術を駆使する点等も、お馴染みです。

 

話によると、当時『E.T.』を監督として撮影していたスピルバーグは、同時に別の作品で監督をすることは契約違反になるため、できなかったそうです。そこで、『悪魔のいけにえ』を観てフーパー監督の実力を認め、『ポルターガイスト』の監督を依頼したのだとか。噂では、スピルバーグフーパー監督にかなりの指示を出していたとも聞きますが、表立った争いはなさそうです。お互いに納得して世に出した作品だと私は思っています。

 

作品の影響

そうしたことを差し引いても、この映画の影響は大きかったと言えるでしょう。

ポルターガイスト」という言葉が一気に注目を浴び、周知されました。今でも、騒々しい心霊現象として、テレビなどで使われています。

映像的にも印象に残るシーンがあります。放送終了後のテレビの砂嵐画面に見入り両手を伸ばす少女。ホラー映画の象徴になったとも言えそうです。日本の有名なホラー映画『リング』シリーズではテレビ画面から人が出てきますが、このシーンで『ポルターガイスト』を連想した人は私を含めて多いようです。

 

ポルターガイスト』と『E.T.』の公開日

日本では、『ポルターガイスト』の公開が1982年7月17日。『E.T.』の公開が1982年12月4日で、二つの作品は夏と冬の目玉作品という感じでした。

しかし、アメリカでは、『ポルターガイスト』の公開が1982年6月4日。そして、『E.T.』の公開が1982年6月11日で、一週間の違いしかありません。その日程で二つの作品の監督をするには、かなり無理があっただろうと思います。というか、普通であれば無理でしょう。

このことに気づいたのは、何年も後のことです。もし、日本でアメリカと同じ日程で公開されていたら、『ポルターガイスト』と『E.T.』とは、観客の奪い合いになったか、相乗効果をもたらせたかは不明です。でも、どうしてスピルバーグが『ポルターガイスト』の監督をしなかったかは納得できたろうとは思います。

 

今でこそ、日米同時公開や全世界同時公開も珍しくありませんが、当時は、日本とアメリカで公開日が違うのは普通にあったことです。もっとも、1961年に日本の「モスラ」がSF映画としては史上初の全世界同時公開をはたしているとのこと。できないわけではなかったけれど、何某かの理由でしなかったのでしょうね。

(参考サイト 日米同時公開の映画を楽しむ )

 

何にせよ、あらためて、スピルバーグのエネルギーには驚かされます。

 

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<余談 ホラー映画の呪い?>

ホラー映画には、映画の呪いとも言われる現象が話題になることがあります。『ポルターガイスト』もその手の話題に事欠きませんが、私自身が、その手の話題はあまり好きではないのでここでは省いています。(恐いと言うより、人の不幸で話題を集めるみたいな手法に思えて好きになれません。)

「2x2はクロスしてない」から最少は3x3という意見

前回、世界最小のクロスワードということで、2x2マスの作品を紹介しました。

しかし、「2x2もクロス(交差、十字)してないから、正確にはクロスワードと言えない」との意見もあります。その考えに従うなら、3x3が十字形もある最小のクロスワードとも言えるでしょう。

と言うわけで、今回は3x3クロスワードです。

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3x3クロスワード

 

 

 

全部で9文字なので、頭の中だけで解くには苦労するかも知れませんが、是非チャレンジしてみてください。

ただ、ヒントも前回より難易度が上がっていると思います。なお、今回は2a、2b、2c、2dそれぞれに答えが違います。(4つの答えが同じページにあるので見る時は要注意)

ヒントが3つ

 (2a)スリーヒント

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スリーヒントの3x3クロス

前回、ブクマで、楓屋(id:kaedeya)さんからスリーヒントが好みとの話だったので、まず、普通のスリーヒントにしてみました。

 

アルファベットの略字で

(2b)3文字の略字

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アルファベットの略字で3x3クロス

前回、コメントでLSS (id:little_strange)さんから「略語なら、アルファベットでもいけそう」とのアイデアをいただいたのでさっそく挑戦してみました。

最初はすらすらできていったのですが、C3に悩んで、ネット検索頼りになってしまいました。とくに、3→については、今回新たに知った略語です。

 

使う文字が3つ

(2C)3つの文字で6つの単語になります

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使う文字が3つの3x3クロス

使う文字が3つというのはヒントになります。そこで、縦横のヒントも、あえて共通性を持たせたり、ひらめきが必要だったりと少し凝ってみました。普段あまり使わないだろう言葉も入っているように思います。

 

おまけの問題

最小のクロスワードが3x3マスとして、その中でも最小を狙ったのがこの問題です。

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使われる言葉が2つだけの3x3クロス

半分ジョークですが、クロスワードを記事にしてみようと思った時に思いついたので、やってみました。

 

2a、2b、2c、2dの答えはこちら

世界最小のクロスワード作ってみました

これまでにパズルの定番、クロスワードについての記事がないですね。

イメージ的には「パズルと言えば何パズル?」というアンケートがあったら、第1位がジグソーパズルで、第2位がクロスワードじゃないかと思います。3位以降から10位までは何だろう?時代の変遷でいろいろありそうです。1980年代初頭なら、ルービックキューブが入りそうですし、1990年初頭ならテトリスが入っていても不思議ではありません。

 

あ、でもジグソーパズルの記事もまだでした。それはまた別の機会に書きます。

 

 

世界最小2×2のクロスワード

2×2マス、世界最少のクロスワード問題から。1×1マスで縦横にヒントがあるのが最小という意見もあるようですが、それをクロスといえるかどうか疑問です。

2×2でも、ぱっと見で(え?)と思うかもしれませんが、カタカナにして二文字の言葉が、横(→)に2つ、縦(↓)に2つ、合計4つの言葉が入ります。

使われる文字は最大でも4文字ですから、手軽に頭の中だけでできるのも魅力。

さっそくチャレンジしてみてください。

 

ヒントになる言葉が3つずつ

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スリーヒントのクロスワード
スリーヒント問題

作り手としては、3つのヒントを見て順に、ん?ん?あ!と答えが思いつけるのが理想。ヒントから言葉を連想させて、だんだん答えにピントが合って答えに行き着くように並びも考えます。

言葉のイメージが広げる楽しみを味わえてもらえたらと思いながら作ります。昔、NHKの番組『連想ゲーム』のイメージです。

ただ、人によって言葉の感覚が違うので、全然わからないと言われることも多いのが難点です。

 

 

 ヒントが一般的な言葉や説明文

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一般的なヒントのクロスワード
一般的な問題

これは、雑誌などでもよくあるタイプ。ヒントがなぞなぞやクイズになっていて、知識や定番の発想を問う感じ。ただ、答えを知らないと考えても答えにたどり着けないことも多く、縦横の絡みでマスに入る文字を考えることになります。

それでも、辞書的な説明、クイズ風、なぞなぞ風など、ヒントの工夫はいろいろできるので作者の言葉のセンスも伝わります。

 

ヒントが英単語

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英単語がヒントのクロスワード
英語の和訳

英単語を文字数の合う日本語に訳すことが基本です。これも、知らない英単語であれば、考えても答えにたどり着けないです。息抜きを兼ねて英語を勉強するには便利かもしれません。

  

※なお、(1a)、(1b)、(1c)の答えは同じです。

  

 答えはこちら

 

おまけの問題

今回の記事のアイキャッチイラストを、これにした理由は何でしょう?

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このアイキャッチ画像を使った理由は何でしょう?

 

答えはこちら