これまでにパズルの定番、クロスワードについての記事がないですね。
イメージ的には「パズルと言えば何パズル?」というアンケートがあったら、第1位がジグソーパズルで、第2位がクロスワードじゃないかと思います。3位以降から10位までは何だろう?時代の変遷でいろいろありそうです。1980年代初頭なら、ルービックキューブが入りそうですし、1990年初頭ならテトリスが入っていても不思議ではありません。
あ、でもジグソーパズルの記事もまだでした。それはまた別の機会に書きます。
世界最小2×2のクロスワード
2×2マス、世界最少のクロスワード問題から。1×1マスで縦横にヒントがあるのが最小という意見もあるようですが、それをクロスといえるかどうか疑問です。
2×2でも、ぱっと見で(え?)と思うかもしれませんが、カタカナにして二文字の言葉が、横(→)に2つ、縦(↓)に2つ、合計4つの言葉が入ります。
使われる文字は最大でも4文字ですから、手軽に頭の中だけでできるのも魅力。
さっそくチャレンジしてみてください。
ヒントになる言葉が3つずつ
スリーヒント問題
作り手としては、3つのヒントを見て順に、ん?ん?あ!と答えが思いつけるのが理想。ヒントから言葉を連想させて、だんだん答えにピントが合って答えに行き着くように並びも考えます。
言葉のイメージが広げる楽しみを味わえてもらえたらと思いながら作ります。昔、NHKの番組『連想ゲーム』のイメージです。
ただ、人によって言葉の感覚が違うので、全然わからないと言われることも多いのが難点です。
ヒントが一般的な言葉や説明文
一般的な問題
これは、雑誌などでもよくあるタイプ。ヒントがなぞなぞやクイズになっていて、知識や定番の発想を問う感じ。ただ、答えを知らないと考えても答えにたどり着けないことも多く、縦横の絡みでマスに入る文字を考えることになります。
それでも、辞書的な説明、クイズ風、なぞなぞ風など、ヒントの工夫はいろいろできるので作者の言葉のセンスも伝わります。
ヒントが英単語
英語の和訳
英単語を文字数の合う日本語に訳すことが基本です。これも、知らない英単語であれば、考えても答えにたどり着けないです。息抜きを兼ねて英語を勉強するには便利かもしれません。
※なお、(1a)、(1b)、(1c)の答えは同じです。
答えはこちら
おまけの問題
今回の記事のアイキャッチイラストを、これにした理由は何でしょう?
答えはこちら