世界略地図の描き方GIFアニメ
昨日の記事に
便宜上、地図から広がる世界(1)としましたが、(2)以降は未定です。
と書きましたが、地図の記事を書きたいモードが止まりません。
今回は世界略地図の描き方です。どこまで実際の地図に近いか、微妙な部分は残りますが、高校時代に考えてから、今なお、使う時があります。
とりあえず、簡略版GIFアニメをどうぞ。
最初の2枚は1.5秒表示、他の画像は1秒表示で21秒のアニメですが、描き方を憶えれば10秒かからないです。
作成にこだわったところ
赤道
赤道は、南アメリカの出っ張り部分からパナマ近辺の中間位(アマゾン川の河口)を通り、インド半島より南。それよりさらに南に伸びるマレー半島のわずかに南。アフリカ大陸の出っ張りより南のギニア湾を通る位置にあります。この略図に赤道の目安が描き込めます。
大陸の面積比
ユーラシア大陸をアジアとヨーロッパの2大陸に分けた場合、7大陸の面積は下の表の通り。(引用: 大陸 - Wikipedia より)
略地図には6大陸が描かれ、面積では、
アジア>アフリカ>北アメリカ>南アメリカ>ヨーロッパ>オーストラリア
になっている気がします。計算はしていません。
北アメリカ大陸とアフリカ大陸の面積、ヨーロッパと南アメリカの面積が微妙に見える難点はありますが、比較的出題の多い、北アメリカと南アメリカ、アフリカと南アメリカの比較には耐えられるんじゃないかと思います。まあ、大陸の大きさの順位を憶えた方がいいです。
アフリカ、南アメリカ、オーストラリアの南端
ここも意識しました。と言っても、オーストラリアを描き込む時の留意点になります。南極点に一番近いのは、南アメリカの南端で、ついでオーストラリア、そしてアフリカの南端になっています。これも地理のテストで出題されたことがあります。
描きやすさ
1回目の一筆書きで、アジア、ヨーロッパ、アフリカを描けます。
2回目で南北アメリカが描けます。
3回目でオーストラリア。ここで6大陸完成。
4回目で日本を描き足し、5回目でトルコ辺りを補強、6回目で赤道の位置をはっきり指差すマレー半島を描き込みます。
必要に応じて7回目に赤道を入れて完成。
細かい解説
外枠のイメージ
世界略地図でおおよその形がとれるようにするには、外枠のイメージが大事なので、画像として表示しておきます。縦横比は、2.5:4.5にしています。
この枠の切れ目等が要所で線を引く時の基準になります。慣れてくると頭の中でイメージして、略地図だけを描けるようになります。
なお、詳しい解説付きのGIFアニメも作成してみましたが、全部を見るのに3分以上かかります。
すっきりした完成図
最後にすっきりした完成図を貼っておきます。どことどこが、どう繋がっているか確認してください。
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