tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

近況51.ケータイにはケータイが入ってるんだ

「ケータイに、このケータイの番号を入れてくれ。」

と父からメモとスマホを渡されました。このところ、自分で登録しなくなりました。

タップやスワイプ等、指での操作が上手くいかずイライラしてしまうようです。多分、力加減や、幾らかの間を置いて動かす等の違いが難しくなっているのに加え、指の乾燥具合等も影響しているのだと思います。

 

電話帳アプリを開いて、新規登録から、番号と名前を入力、保存。

父にスマホとメモを返しました。すると、

「これはダメだ。」

と言います。メモと登録した情報を見ましたが、合っています。

「メモ通りに入っているよ。」と返しましたが、

「ケータイにはケータイが入ってるんだ」とのこと。

「だから、ケータイにケータイの番号をいれただろ。」と言っても

「ケータイにはケータイが入ってないとダメだ。」

とのこと。

「???」

(ソレハ ドウイウ イミ ナンダ?)

すっかり、なぞなぞです。戸惑っていると、

「ケータイにはケータイを入れてくれないと、わからない。」

ケータイにケータイを入れる?

父の説明は言葉足らずのことが珍しくなく、私の方で推測して言葉を変えて聞き直すこともあるのですが、この時は、推測すら思い浮かびませんでした。

 

そこで、

「わからないって何がわからないの?」と聞くと、

「何の番号かがわからない。」とのこと。

「だから、電話番号は合っているよ。」と言っても、

「合っていても、電話の番号かどうかがわからない。」

「名前と電話番号しか入れてないって。住所とかメモにないし。」

「番号を見ないとわからないのは不便だ。」

「だから、何がわからないの?」

同じ質問を繰り返すことになってしまって、(これじゃあ、話が進まないなぁ)と思っていると、

「名前を見ても固定電話の番号かケータイの番号かがわからない。」

との返事。これが決定的な手掛かりになりました。

 

父のスマホを見ると、携帯電話番号の名前には、名前の最後にケータイの絵文字が付いていたのです。

 

謎、解けたぜ!

 

「ケータイにはケータイが入ってるんだ」とは、

「ケータイ(の番号)にはケータイ(の絵文字)が入ってるんだ」でした。

まぁ、「入ってる」ではなく、「付いてる」と言ってくれれば、すぐ気がついたのでしょうが、デジタル化が進んだ結果、どう説明したらいいかわからないというのは、よくある話。

 

意味がわかった後、すぐ修正しました。

 

 

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