11月5日、阪神タイガースが38年ぶり2度目の日本一を達成しました。
おめでとうございます!
前回の優勝は1985年。私が大学に入学した年のことで、キャンパス内の雑誌で特集があり、「阪神の優勝はいやだ」と嘆く記事が載っていたことも憶えています。いろんなところで話題になっていました。
私も父もずっと阪神ファンです。去年も少し記事にしています。
でも、一緒にテレビ中継を観ることは、まずありません。父の悪癖にうんざりしてきて、喧嘩になることも珍しくないからです。
1回の表に敵チームに先制されると「あぁ。今日は負けたな」と言い、阪神の攻撃で2アウトながらチャンスを作っても「ツーアウトから点を取ることがまずないからなぁ」と悪態をつき、それでも逆転すれば一度は喜ぶものの、すぐ「どうせまた、逆転されるだろう」なんて言います。父としては、良い展開を期待してその通りにならなかったら余計に残念だし、応援が無駄になると思うようです。
でも、私からすると、それは応援というより貶しているとしか思えません。そうした後ろ向きの言葉を聞くのに耐えられず、別の部屋で過ごすのです。
昨日も、スマホに届いた阪神日本一の通知を見てから、中継を見ている父の部屋に行き、優勝できてよかったねと声をかけると、「おぅ」とだけ返事がありました。
優勝をさらりと祝う親子かな
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