tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

ジャガイモの違いを味わう

母から、ジャガイモは主に2種類と聞いていました。

ほくほく男爵イモと、しっとりメークインの2種類。

高校の頃、知っていたのはそのくらい。味や見た目の違いも区別できずにいました。

 

食感としては、ほろっと崩れるのが好みだったので、ジャガイモを使うなら男爵イモ派でした。そのせいで、我が家のカレーは2日目にはジャガイモが小さくなり、3日目にはほとんど溶けてしまう感じ。肉じゃがも、煮崩れ風のジャガイモが定番でした。

肉じゃが イラスト

大学生になり、自炊で肉じゃがを作った時、ジャガイモがほくほくしませんでした。表示を確かめて男爵イモを買ったはずが、口の中でほろっとは崩れず、ぼそっとした歯ごたえでした。

メークインだったかも。」

と思い、ちょっとがっかり。

とは言え、食べられない訳でも無いので、残りは翌日食べることにしました。

 

冬でしたが、冷蔵庫が無く、鍋に入れたままコンロの上で丸一日置きっぱなし。翌日、温め直す際、十分過熱した方が安全だろうと、ことこと煮込みました。結果的にこれが功を奏し、ジャガイモはほこほこと煮崩れするくらいになったのです。

 

後に、これが味の違いを生む、でんぷんの糊化(こか)=α化だろうと知りました。これ以降、ジャガイモの美味しさは、種類の違いより、十分な糊化が決め手だと思っています。

 

十分な糊化してこそのイモの味

 

 

今週のお題「芋」

 

 

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