tn86.夏至の日照時間
今日、6月21日は夏至に当たります。1年で最も日照時間が長い日です。
これは地球の回転軸が傾いているために起きる現象。
この傾きの為、北半球では夜より昼が長くなり、北極点近辺では1日中、太陽が見える白夜となります。南半球では夜の方が長く、南極点近辺では1日中、陽が当たらず夜となります。
となると、北に行くほど日が長いということになります。
夏至の日照時間は、札幌で約15時間23分、東京で約14時間34分、沖縄で約13時間47分だそうです。札幌は沖縄より約1時間30分程、日照時間が長いのです。
このため、夏は日照時間の短い沖縄の方が札幌より気温が高いという、ちょっとした逆転現象が起きてしまいます。日が照るのと照らないのでは、照る方が気温が高くなります。でも、日照時間の変化よりも、緯度や標高の差による違いの方が大きいと考えると良さそうです。
ちなみに富士山頂付近の日の出日の入り時間を調べてみました。
2023年06月21日
日の出 :04:30:21 AM 日の入り: 07:03:13 PM
日照時間:14h 32m 52s
富士山頂なら日照時間が長くなるようなイメージでしたが、東京とそれほど変わないようです。
ところで、夏至の行事ってなにかありますか?
冬至ならお風呂に柚子を浮かべるとか聞きますけど、夏至の行事は思い当たるものがありません。