久しぶりの更新になりました。更新が10日以上開いたのは半年ぶりでしょうか。
何となく書きそびれていた上に、実家と自宅の往復などバタバタしてました。
一杯のうどんの本数
当初は別の記事にする予定でしたが、3回連続10cm(id:sankairenzoku10cm)さんのブログにこんな記事がUPされてて、急遽予定変更。
3回:作って欲しいうどん系の施設シリーズ。うどんジャンプ--バンジージャンプの命綱がうどん10本の束。いや、なんなら30本でもいい。このスリル感はうどんでしか味わえない!と思う。
と記事にあります。前後の文脈からして、3回連続さんの行きつけのうどん屋「山もり」さんでは、1食のうどんが10本のようです。「命綱がうどん10本の束」だなんて、10本のうどんに命をかけてる3回連続さんの熱い気持ちが伝わってきます。
え?ちょっと違いますか?それはそれとして。
実は、私もうどんの本数を調べたことがあったのです。高校時代の話ではないのですが、それを記事にしたくなりました。
指折りで数える
働くようになってから、よく通ったうどん屋さんでのこと。ふと、うどん一杯の麺の量っていつも同じ本数なのかと気になりました。ラーメンに比べ、うどんの麺は太いです。本数が1本違うと量の違いも結構大きくなるわけですから、うどんの本数は常に同じかどうかと気になったのです。
丁寧に1本ずつすすります。指折り数えていましたが、10本を超えた頃、出汁を飲むのに丼を持ち上げた際、指をうっかりリセットしてしまい、正しくカウントできた自信が持てなくなりました。そこで、次回のリベンジを決めます。
マッチ棒を使って数える
別の日、目の前にうどんが出されてから、数えることを思い出しました。メモにペンで正の字で数えようかと思ったものの、あいにく手元に筆記用具がありません。思いついたのが、マッチを並べて数えるアイデアです。まだ店内でも自由にタバコが吸えていた時代で、目の前に徳用マッチ箱があったのです。
前回の経験からうどんは15本前後と予想してました。でも、テーブルの上に15本のマッチを並べると変な人に見られそうです。そこで、2進法を活用することにしました。
1本すすれば、マッチの頭を上にして置く。「1」の意味で「1」、
2本すすれば、1の右隣に頭を下にしておく「10」の意味で「2」、
3本すすれば、マッチの頭を上したのが2本並び「11」の意味で「3」
という具合です。ここでは、18までを図にしました。
※( )内は2進法での表記。
2進法は位が上がるほど1,2,4,8,16と増えますから、マッチが5本あれば31まで表せます。5本なら喫茶店でマッチパズルにして遊んだこともあるからセーフじゃないかな?って感じでした。(多分、私の思い過ごしです。)何にせよ、高校時代に鉛筆転がしで2進法を活用した経験が活きた訳です。
人生、どこでどんな経験が役に立つかわからないものですね。
何度か数えてみた結果、私の利用していたうどん屋さんでは、マッチ棒4本で事足りたことと、5本が必要になったことがあったのを記憶しています。ですから15本以下のときと16本以上の時があったことになります。15本前後という予想は的中。切れ端の麺が入っていたこともあるので、長さや本数に差ができたのでしょう。
なお、うどんの本数を数えたのはこの店だけです。
数えていて気づいたのです。
本数を数えながら食べていると、うどんの美味しさが弱まる気がするのです。
やはり、うどんは本数を数えるものじゃなく、美味しく食べるものです。
本数を数えるのは、美味しさを満喫した上で、その秘密を探りたくなった時くらいにしておく方が良いんじゃないかとーー。
うどんの本数への興味
でも、この経験があったので、3回連続10cmさんの記事の「10本」に関心を持つことになりました。10本は経営上の理由かもしれません。一杯に丁度いい量がたまたま10本だっただけかも知れません。でも、丁度いい量を維持するには、麺は常に同じ長さ、同じ太さである必要がありそうです。そこには、何かこだわりがあるのかも知れません。そうなると、うどんの本数にも美味しさの秘密があるのではと思えてきます。当然、そのこだわり方は店によって違うでしょう。また、麺の切れ端はどうしているのかも気になるところ。などなど。
放置していた興味がむくり。
山もりうどんさんのうどんの本数、数えてみたくなりました。
もちろん、まずは美味しさを満喫した上での話ですから、いつになるかは不明ですけど。