先日、森 淳(もりすなお) (id:suna0hi) さん立案の企画「第一期ゲリラブ隊志願者募集(~9/11)」に志願し、参加しました。
募集要項を見た瞬間に「参加しない手はないやろ」とTwitterで参加表明。はてブでも毎週、お題が出され記事を募集してますが、それとは明らかに違う楽しさがありました。
私の高校時代の経験に例えるなら、はてブのお題企画は雑誌の記事募集。対して、森さんのゲリラ企画は、文化祭の劇のシナリオ募集に近い感じでしょうか。
はてブのお題や雑誌の記事募集は、応募して何か反応が得られるかどうか反応の有無が焦点という感じですが、文化祭やゲリラ企画は、どんな反応があるのか反応の質が焦点という感じです。
文化祭では、当時のクラスメートが対象でした。
劇をやろうと言いつつ、全然具体的なお話作り等が出てこなかったので、クラスが動き出す刺激になればいい
という思いでしたが、今回のゲリラ企画では、誰が対象なのか(もちろん大きくは、はてブの読者ですが、誰が同志なのか)が不明の状態なので、闇に向かって話しかける感じでした。ただ、森さんの企画だったので、闇でも同志はいるという自信はありました。企画が少しでも面白くなればいいなという思いでした。
そして、タイトル「はじめてのゲリラ」の記事で、ようやく、今回の企画の全容がわかります。
結果的に私を含め9人の応募があったとのこと。企画の森さんを含めると10人。失礼ながら5人で上出来、7人なら大成功という感じでいたので、2桁には驚きました。
もし、この企画が続いて、ブログ界の旋風となれば、サッカーのJリーグ開催時に参加10クラブが「オリジナル10」と言われたように、ゲリラ企画参加の10人もネーミングされのかしらん。
いや、そんなことより、ここに記したかったのは、自身のブログに9つの記事の評をさらりと載せた森さんの手際よさです。淡々でもなく、濃過ぎでもなくのバランスがさすが。そして、9人分の評が、定型に合わせたものではなく、ゲリラ記事を自分の思い出と繋げたり、作者を思いやったり、素直な感想から入ったり、突拍子もないようなことから上手く着地させたりと、評の書き方の引きだしの多いのにも脱帽です。
私の記事への評が将棋の話から始まったのは、私の将棋好きを知ってのことだったのでしょうか。これにもびっくりでした。続いて
悔しいけれど今回は、私が「負けました」と言わざるを得ない。このお題を決めたとき、このテーマで一番くだらないことを書いてやる!と心に炎を燃やしたというのに(以下略)
も、私の下書き段階を見ていたかのよう。私の買い物の心得をあれこれ書いた「多々買わない作戦」をボツにしたのは、もっとどうでもいいことを書こうと心変わりしたからです。
等々、あんまり裏事情を書くのも無粋と思いつつ、改めて淡々でもなく、濃過ぎでもないバランスのとれた評の難しさを痛感させられます。
森さんは、記事のくだらなさで「負けました」と言わざるを得ないとのことでしたが、森さんの第一回ゲリラ企画の見事な締め方に、私の方こそ「参りました」と認めざるを得ないのでした。
楽しい企画をありがとうございました。
もし、また宝探しのような楽しい企画があれば、十分な働きは難しくても、一番下っ端な戦力としてくらいなら役に立ちたいです。ふっふっふ。
今回のゲリラ企画の応募記事