tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

tn38.高校時代の「もう一度観たいドラマ」と gif アニメ

そう言えば、ここ高校時代blogには映画の記事はあるものの、ドラマの記事は少ないです。高校時代のテレビドラマを振り返ってみると、その中心は日本テレビでした。

 

 

日曜夜8時 のドラマ枠

それまで日曜の夜8時と言えば、日本テレビのドラマの時間でした。

俺たちの旅』(1975~76年)、『俺たちの朝』(1976年~77年)、『俺たちの祭』(1977年~78年)、『西遊記』(1978年~79年)、『俺たちは天使だ!』(1979年)、『西遊記Ⅱ』(1979年~80年)、『俺はご先祖さま』(1981~82年)、『陽あたり良好!』(1982年)と小学生からずっと観続けていました。ただ、『俺はご先祖さま』と『陽あたり良好!』はあまりよく憶えていません。

 

日曜夜8時の日テレドラマを観ていたのは『びっくり日本新記録』、『すばらしい世界旅行』を観て、そのまま観続けていたせいもありそうです。でも、日本テレビの日曜夜8時ドラマ枠は1982年で途切れ、それをきっかけにNHK大河ドラマを観る時間と変化したのでした。

 

NHK大河ドラマ徳川家康』(1983年)

戦国時代への興味から観続けることになったドラマです。大河ドラマと言えば豪華キャストが定番。でも、このドラマの主役徳川家康を演じた滝田栄をよく知りませんでした。秀吉を演じた武田鉄矢はよく知っていましたが、織田信長を演じた役所広司もまだ新人という感じでよくわかっていませんでした。

 

 役所広司

でも役所広司によってドラマにぐいっと引き込まれた感があります。型破りにして破天荒という感じ。新人に近いにもかかわらず他の役者を飲み込んでしまうような豪快さがある一方で、思慮深さも兼ね備えて冷静で聡明、そんな感じでした。人間五十年と歌うシーンも、単に奇をてらったのではなく、野望と覚悟を兼ね合わせた歌に感じました。

人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢幻のごとくなり

一度生を得て 滅せぬもののあるべきか

後の『宮本武蔵』でも豪快さと聡明さは健在でした。他方、とぼけた役も、真面目な役も、危ない感じの役も上手く、名前の由来が「役所(やくどころ)広司(ひろし)」なのも納得でした。

 

他の作品でも織田信長を演じた人はたくさん見ましたが、私の信長のイメージはこの時の役所広司に染まりまくっている感じがします。

武田鉄矢

3年B組金八先生』の第2シリーズ、映画『刑事物語』の後の大きな役で、興味は強かったです。ただ好演していたと思うのですが、それほど強い印象は残っていません。他の作品の印象が強かったからでしょうか。結果、武田鉄矢には野望を持って策略を巡らせる人ではなく、大志を抱いて突き進む人が似合うというイメージになりました。(きっと私の勝手な思い込みです。)

長門裕之

滝田栄が演じた主役の徳川家康より、私には長門裕之演じたの家臣、本多作左衛門の方が印象強いです。家臣でありながらも無理難題を解決するためには切腹を辞さず家康に諫言し、家康を動かせてしまう役。家康を怒らせることはあっても、その後で冷静に考えさせて、結論に導く流れに感心することが多かったです。さらに、笑いを誘うユーモラスさも持ち合わせていて、失意の家康を憤慨させつつも、難度立ち直らせたか。

強引さと柔軟さを持ち、人と正面衝突しながら、機を見てさらりとかわすこともできる、稀有な家臣でした。

 1980年頃に活躍した人がずらり

他にも有名な俳優がたくさん出ていました。

夏目雅子鹿賀丈史石坂浩二勝野洋池上季実子紺野美沙子竹下景子大竹しのぶ…。豪華キャストなのは大河ドラマならではですね。

実在しない登場人物や逸話もありましたが、それらは時代劇ではよくあることですね。

冨田勲

音楽が冨田勲だったのも個人的にはかなり注目でした。シンセサイザー音楽の華やかなりし頃です。

オープニングで水がポコポコと湧き上がるような音が印象に残っています。映像では山のせせらぎから始まり、急流を経て、中流となり、やがて大河、海へと流れている様子が描かれ、合唱のバックコーラスもあったように思います。

「なるほど大河ドラマらしいな。」と納得してました。

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大河ドラマ オープニングのイメージ

そんなこんなで、高校時代でもう一度見たいドラマと言えば『徳川家康』ですね。

 

過去のブログ記事から 

このblogでタイトルにドラマ名を記した記事は4つありました。 

この中では、ドラマ『エデンの東』を観てみたいです。

高校時代とは違った視点で観られると思います。

きっと、今だからわかる父親の言動や時代の風潮等がありそうです。

何を思うでしょうね。

 

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<余談 大河ドラマ オープニングを gif アニメに>

本来、作者が絵や文章の解説をするというのは、無粋、蛇足になることが多いと承知しているのですが、ここでは記事中のイラスト「大河ドラマ オープニングのイメージ」の説明をさせてください。

 

上で述べた

映像では山のせせらぎから始まり、急流を経て、中流となり、やがて大河、海へと流れている様子

を強引に1枚のイラストにしています。視点の置き場所によって「せせらぎ」、「中流」、「河口付近」、「沖」、「海原」に見えるでしょうか。

ちょこちょこ視点を変えないといけないので、少しパズルチックでもあります。

 

文章で表現しづらいので、注目して欲しい部分だけをカラーにした3秒間隔7コマのgifアニメにしてみました。

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せせらぎから海原までの gifアニメ

それぞれのシーン、伝わるでしょうか?

 

自画自賛ですが、(お、良い感じ?)と思うのが二か所あります。

  • せせらぎの水が沖のシーンでは空になってることにあまり違和感が無い感じ…に見えませんか?
  • 中流はドローン撮影でカメラが揺れたため、縦長画像が横長画像になってるというイメージで見て欲しいです。そうすると、枝がせせらぎでは下向きに、中流では縦長画像のイメージで上に伸びてる感じ…に見えてきませんか?

え?見えないですか?

確かに画力不足は否めないので、その辺り補って見てもらえたら幸いです。

 

 

今週のお題「もう一度見たいドラマ」