寒いです。10年に一度の寒波だそうです。
年末から年始にかけて、忙しさを理由に年賀状の返事を出さず、さすがに失礼だと思って寒中見舞いを出すことにしました。
ただ、今は実家でプリンターがありません。そこで一念発起。
久しぶりに自筆で絵を描くことにしました。計8枚。
簡単な水彩絵の具を手に入れ、ネット検索で調べて描き方の練習。
題材は比較的描きやすそうに思えた白菜に決定。
白菜に見えないという人は、白菜だと思い込んでください。
肝心の「寒中お見舞い申し上げます」が目立ちませんが、きっと「寒中見舞い」の葉書だと気づいてくれるでしょう。
で、練習作品を写真に撮り、ブログ用にも仕上げました。
ということで、改めてご挨拶。
寒中お見舞い申し上げます。
白菜を剥ぎ剥ぎしつつ春を待つ
この冬、鍋や八宝菜に何玉の白菜を剥いたでしょう。九十九歳を白寿と言うように、百より一つ少ないのが白。そこから勝手に、白菜を百枚剥いたら、白菜(冬)を越えて春が来ると思うことにしました。
俳句は、季重ねが多少気になりつつも、音感を優先。
なお、実際の葉書では絵が大きくなり、窮屈な文字を筆ペンで手書き。句を詠んだ部分には、私の簡単な近況と、年賀のお礼等をボールペンで書いています。
過去の絵手紙風記事はこちら
このときは1枚を仕上げるだけだったので、色の塗りが重厚。反射も陰影も細かく描きました。