tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

遊び53.飛行機の翼に点線を、そして慣性の法則。

飛行機の翼に点線を

誰だったかの落語です。

「ある飛行場から飛び立つ飛行機は、翼がちぎれてしまうことがたびたびあった。いろいろな専門家が集まって原因を探ったが、よくわからない。あーじゃないか、こうじゃないかとやってみたが効果がない。ほとほと困っていたところに、翼に点線を描いてみたらどうでしょう?っていう人がいた。最初は、何を馬鹿なと思っていたが、ついに万策尽きたかというときに、ダメでもともと、やってみようじゃないかっとなりまして。すると、翼はちぎれない。これは凄い。アイデアを出した人は誰だってんで、探してみると、トイレの清掃員。いやあ、素晴らしい。どうしてこんなアイデアを思いついたんですかって聞くと、「いえね。トイレットペーパーが点線でちぎれることなんてなかったもんですから」」

飛行機の翼に点線を

さすがにこの落ちには無理があると、逆に記憶に残りました。

慣性の法則 ちぎれるのは上か下か

物理だったかパズルだったかの本に、こんな問題がありました。

「図のように、糸で鉄球を吊るし、その下にも糸が垂れている。

垂れた糸を引っ張った時に、ちぎれるのは鉄球より上(A)だろうか、下(B)だろうか。(どちらかがちぎれるまで引っ張る)」

ちぎれるのはAかBか

この問題は慣性の法則を考えるのにも使われるようです。

答えは一概に言えるものではなく、厳密に言えば諸条件によって切れる場所は変わります。糸のほつれ具合や、結び目の状態、糸の強度と鉄球の重さの関係等を言い出すとキリがないそうです。ただ、一般的な答えとしては、ゆっくり引っ張ればA、急に引っ張ればBでちぎれると言われているようです。

 

点線チャレンジ

「飛行機の翼に点線」と「慣性の法則」の話で思いついたのが、トイレットペーパーを使う点線チャレンジです。

点線と慣性の法則

もちろん、使っていいのは片手のみです。

若さゆえの馬鹿な思いつきです。

手元に一番近い点線Aでちぎるのはそう難しくないです。勢いよく、ぐっと引っ張ればなんとかなります。

ところが、二番目の点線Bでちぎるのは結構、難しいです。

ゆっくり引っ張ると、トイレットペーパーがくるくると回って、どんどん長く伸びていきます。初めて挑戦した時は、これをまったく予想しておらず、くくくくく…と声を潜めて笑ってしまいました。これでは埒が明かないので、トイレットペーパーを逆回転させて元に戻します。

 

Aでちぎれない速さというより遅さと力弱さで、でも、どんどん伸びてしまわないように強く速く…

 

慎重に加減を考え、このくらいか?と意を決して、

「えぃっ!」

と引っ張ります。

 

その結果…

<結果を見たい人はここをクリック>

どうぞ、チャレンジしてみてください。

 

今でも時々、チャレンジしたい気持ちになりますが、高校時代の反射神経は失われていると思い、私は自重しています。

 

 

点線チャレンジ 続きの話はこちら

 

 

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