tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

高校時代のカバンの記憶

高校時代は自転車通学でした。後ろの荷台に学生カバンを載せ、フックの着いたゴムロープで、しっかりと固定していました。

 

さて、ここで問題です。

私が高校時代に使っていたカバンは①~③のどれに近いでしょう?

高校時代に使っていた学生カバン

ヒント

(ぼかし部分にカーソルをあてる、またはタップで読めます)

0.まず、3つのカバンで違っているのは何でしょう?

1.手に持って歩くのは結構大変でした。

2.カバンには弁当の他、辞書も入っていました。

3.勉強の要領が悪い生徒でした。

 

答え 

 

自転車通学でなければ、持ち運びできなかったと思います。弁当箱を入れ、辞書を入れ、教科書やノート、資料集等も、たくさん詰め込んでいました。勉強の要領がいい人であれば、必要な物だけを持って帰り学習していたのでしょう。でも、私にはそれができず、気になったときに気になったことを学習しないとずっとわからないままになるんじゃないか、学習に必要な物はなるだけ手元に持っておこう、そんな不安を抱えていた結果、③のカバンになるしかなかったのでしょう。

 

①は列車通学のカバンというイメージです。高校が駅から結構離れた場所にあるため、あまり重くしなかったのだと思います。辞書も学校用と自宅用があったのかも知れません。勉強の要領が良いのだろうというイメージもありました。私なら、学校と自宅の辞書でつけた印が違っているのは不安になりそうなところです。

 

標準ではない学生服(短ラン、長ラン、洋ラン等)を愛用していた生徒のカバンは②が多かった印象です。薄く固定するために、金づちで叩いた、万力で締め付けたなどの噂も聞きました。薄ければ薄い程良いらしく、こだわりを持った人もいたようです。傍目には薄くて軽いカバンのように見えても、喧嘩に備える時は鉄板を入れていたとの話もありました。高校生として、当時流行していた筆箱、缶ペンケースだけは入れていたという話も聞きました。どこまで本当なのかわかりませんが、気になり続けたので記憶に残っているのでしょう。

 

ところで、上の問題で「どれに近いでしょう?」としたのは、前面のポケット(薄赤部分)が違っていると思われたからです。

前面のポケット

イラストでは、厚みがなさそうですが、使用していたカバンは結構厚みがあったはず。弁当箱を押し込もうとして、さすがに入らなかった記憶があります。でも、カバンに入り切らなくなった教科書を押し込んでいたはず。いつもは、缶ペンケースや定規のセット等を入れていましたが、教科書を押し込む時は、それらをカバンの隙間に移動させていた記憶があります。

 

実物がどうなったのかはわかりませんが、今週のお題を考えながら、学生カバンの記憶が蘇りました。もっとも、いつものことながら、どこまで正しく記憶できているのかはわかりません。悪しからず。

 

 

今週のお題「カバンの中身」

 

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<余談 学ランの「ラン」って何?>

 

学ランを漢字で書くと「学蘭」になります。

これでピンと来る人もいそうです。

 

今は、洋服が西洋の服という意味で使われています。でも、そう呼ばれるより以前、西洋との交易がオランダ(阿蘭陀)を中心にしていた頃は、蘭服と呼ばれていました。西洋の学問が蘭学と呼ばれていたように、蘭とは西洋、ヨーロッパの意味がありました。つまり、学生が着る蘭服として、学ランの言葉になったそうです。

 

学ランのランは「Learn」(学ぶ)から来ているという話もあるようですが、そうなると意味が学学となってしまい、つじつまが合いません。

 

 

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