近況34.82歳の父、スマホとの格闘続く
「スマホなんかにするんじゃなかった!」
父のその一言で、私もついカッとなってしまいました。スマホ操作に困った際、できるだけ否定的な言葉は使わず、丁寧に説明してきたのを踏みにじられた気がしたのです。
「じゃあ、もう教えなくていいね。らっくちん!」
お互い本気で言った訳じゃないとわかってますが、つい、ね。
父が思うようにスマホを操作できないことは珍しくありません。
一番多いと感じるのが、画面操作でタップ(軽くタッチ)、フリック(さっと払う)、スワイプ(掃くように動かす)の区別です。
「触っているのに動かない」と何度か同じ操作をしますが、それでも上手くいかないと「壊れた」と言い出すので、「イライラして上手になれるものはないよ」等と声をかけます。大抵は「そりゃそうだ」となりますが、私が近くに居ない等でイライラが募ると「使い物にならん」、「スマホは駄目だ!」とヒートアップしてしまうことがあります。
それでも「スマホはやめると言わないなら、使い方を教える」約束を憶えているのでしょう、「やめる」とは言いません。
で、結局、今回も「やめるとは言ってない」と言い出し、渋々という感じでスマホを見せてきました。
父にとってスマホ画面で時計が下に来るのは、ズボンとシャツを間違えて着たくらい恥ずかしいことなのかもと思いました。
スマホ画面 直しただけの 仲直り