tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

近況31.飲酒運転の夢分析

昨夜、久しぶりに飲酒運転をするスリリングな夢を見ました。

夢占いはほとんど信じない私ですが、見た夢を憶えているとつい、何故そんな夢を見たのかと、あれこれ考えてしまうことは多いです。それゆえに、後々まで記憶している夢があるのだと思います。

 

 

飲酒運転の夢

飲酒運転の夢は幾度か見ましたが、良く憶えているのは病気で休職していた頃の夢。もう10年程前になります。演出上、つじつまを合わせている部分もありますが、その点はご容赦ください。こんな感じの夢でした。

過去の夢

もうすぐ夜になろうとする頃、他の車とすれ違うこともない細い山道でした。車のライトをつけて進んでいると、不意に何かの影が飛び出してきたので急ブレーキをかけます。衝突はしなかったはずですが、止まった後、何かが上から落ちてきて、ボンネットの屋根でボコ!と音がしました。続けてガサゴソ音がしたと思うと、何かが地面に下りたようです。そこに前方の影が寄ってきて、ドタバタしながら、路肩を越えて山中に逃げていきました。

 

ああ、夢を見ているなとわかりました。ここまでは、実際に経験したことで、影の正体は、タヌキの親子だったのだろうと思っています。

 

夢だと気づいてから、酒でも飲まないとやってられないと、カバンの中からウィスキーの小瓶を取り出し、一口、二口、ぐびぐび。(普段、カバンに酒の瓶なんて入れてません。大学の一時期だけです。)

飲酒運転の夢

そこからは道ともつかない木の間や崖をふらふらしながらも猛スピードで突き抜けていきます。『ルパン三世 カリオストロの城』のカーチェイスイメージでしょうか。しばらくドタバタとスリル満点の運転をした後、崖から川に落ち、ぷかぷかと流れていきます。

 

でも比較的穏やかだった川がだんだん急流になり、やがて前方に滝が見えてきます。これも何かの映画のパクリイメージでしょう。そして、また落ちる~っ!というところで目が覚めました。

 

過去夢の分析

ネット検索で得た情報では、飲酒運転は「何かしらの危ないことを心配している」から見るらしいです。飲酒は「不安」や「逃避願望」、運転は「遠くへ行きたい」思いのあらわれだとか。何しろ仕事に復帰できるかどうかと気になっていた時です。飲酒運転の夢を見るのもわかる気がしました。

 

でも、何より、ワクワク、スリル満点で、どちらかというと、夢を楽しんでいた感じなので、何だかんだありつつも、まだ希望を持っているのだろうなと思うことにしました。滝には落ちずに終わったし、振り返って見れば、その時以降、体調が戻っていった気がします。

 

今回の夢

今回は、歩いて入ったどこかの立ち飲み屋からでした。馴染みのない店で、周りの客から、じろじろ見られます。居心地が悪くて、早々に店を出るのですが、「自転車をそんなところに置いて行かれたら迷惑だ」と声をかけられます。確かに店の前には緑の自転車があって、かつて私が良く乗っていた物です。

 

酒を飲んでいたので、自転車を押して歩くのですが、猛スピードで近づいてくる車を発見。細い路地に逃げ込みます。一度は路地を通り過ぎた車が、バックしてからこの細い路地に入ってくるのを見て、自転車に飛び乗り急いで逃げます。路地はどんどん細くなり、車はついに壁に挟まって動けなくなります。ドアも開きません。(これも何かの映画のシーンだったような)ふうと一息つくのですが、フロントガラスが割られ、そこからスケボーに乗った男二人が出てきてます。慌てて自転車で逃げます。

 

そして、何故かポケットからウイスキーの小瓶を取り出して(普段、ポケットにお酒なんて入れてません。大学時代の一時期だけです。)ぐびぐび。一気にスピードを上げますが、スケボー連中はどんどん迫ってきます。近くに車を止めていたのを思い出し、自転車を乗り捨て、ビルの中を通って地下駐車場へ。車を探し回って何とか見つけ、外へ出ようとしますが、車のパワー不足か酔ってうまく運転できないのか、出口の坂道が登れません。追跡者がそれを見つけてやって来ますが、なんとかバックで坂道を上るのに成功。上り切った先はビルの屋上で、勢いそのままに落下…というところで目が覚めました。

 

今回の夢分析

飲酒運転をして高い所から落ちそうになるのは過去夢と同じですが、気になるのは、追いかけられたこととバックで進む点。

追いかけられる夢は「精神的に追い込まれていること」の象徴らしいですが、まあ、これは当てはまる部分はありそう。でも、捕まっていないし、どこか余裕で逃げてるしで、あまり気にしないことにします。

車をバックで運転するのは「ネガティブな気持ちや消極的な気持ち」、「運気が低下することを予兆」、「間違った方向へ進む可能性」等の表れだそうですが、これらは違っていると思っています。

 

前進ではダメだったから、後進で挑戦して目の前の問題をクリアした訳で、最後は転落寸前とは言え「消極的な気持ち」だった気はしません。ま、何だったかの映画を思わせるシーンですが、発想の柔軟性は評価したいところ。多分、ビルから落下したとしても途中で、パラシュートが開いて無事着地したはず。

「運気が低下する」説は、運気が低下することを心配していたら、運気が下がるのは当然に思うので、気にしません。無視。

「間違った方向へ進む可能性」の否定はできないまでも、肯定する理由が思い当たりません。というか、自分の進む方向が正しいかどうかより、自分で納得できるかどうか重視の私です。考え方が違う人に「間違っている」と思われることは良くある話ですし、根拠無く、自分は「間違っていない」と思うのも、「間違った」と思うのも、違うと思います。正誤より根拠に気づくことが大事。

 

過去記事の通り、基本、間違うのは構わないのです。

間違ったならそれを改める。人生きっと、その繰り返し。

 

飲酒する「不安」や「逃避願望」、運転の「遠くへ行きたい」願望は、今なお常にあります。父のことや自分の今後に安心はできないし、好き勝手なことをしたい願望もあります。好きな旅もできないままで、遠出と言えばせいぜい実家と自宅の往復くらい。

 

<結論>

前向きであろうと後ろ向きであろうと、ともかく進んでいることは評価したいです。

 

もちろん、飲酒運転はダメ!絶対!ですけどね。