tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

近況29.つかの間の散らぬ桜と散る桜

4月4日晴れ。父と花見ドライブ第3弾に出かけました。

満開のピークは過ぎ、葉桜の頃を迎えようとしていました。

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葉桜の頃

小さいながらも色鮮やかな若葉。

伸び盛りで元気一杯。

 

花びらを5つ揃えたまま風に吹かれている花。

花びらを失うまではと懸命に咲き誇っている風。

 

二つの間で花びらをすっかり手放しうな垂れるがく。

目立つこともなく、どこか寂し気。

 

 

花の終わりと新緑が揃う時間もそう長くはありません。

 

おや?宙に浮いたまま落ちない不思議な花びら発見。

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不思議な花びら

見て欲しい所に印。

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赤丸部分に注目

でも、写真なので止まって見えるのは当たり前ですね。

ちょっと動かしてみましょう。(再生ボタンをクリック)

youtu.be

それなりに風も吹き、花びらは揺れますが、飛んでいきません。

???

 

どうやら、くもの巣の悪戯のようです。

 

花びらは、散りたくなくて、くもの巣にしがみついているのでしょうか。

それとも、くもの巣に拘束されているのでしょうか。

どちらにせよ、そんなに長く続くことでもないでしょう。

 

それでも何だか、今の父と私のようにも思われて、

けれども、くもの巣と花びらのどちらが私なのかもわからずに

散り初めし桜を一緒に眺めているつかの間の出来事。

 

 つかの間の散らぬ桜と散る桜

 

感傷に浸っている訳ではありません。

鑑賞の桜も、ひっそり実をつけることがあります。

美味しくないので誰も注目しません。