4月4日晴れ。父と花見ドライブ第3弾に出かけました。
満開のピークは過ぎ、葉桜の頃を迎えようとしていました。
小さいながらも色鮮やかな若葉。
伸び盛りで元気一杯。
花びらを5つ揃えたまま風に吹かれている花。
花びらを失うまではと懸命に咲き誇っている風。
二つの間で花びらをすっかり手放しうな垂れるがく。
目立つこともなく、どこか寂し気。
花の終わりと新緑が揃う時間もそう長くはありません。
おや?宙に浮いたまま落ちない不思議な花びら発見。
見て欲しい所に印。
でも、写真なので止まって見えるのは当たり前ですね。
ちょっと動かしてみましょう。(再生ボタンをクリック)
それなりに風も吹き、花びらは揺れますが、飛んでいきません。
???
どうやら、くもの巣の悪戯のようです。
花びらは、散りたくなくて、くもの巣にしがみついているのでしょうか。
それとも、くもの巣に拘束されているのでしょうか。
どちらにせよ、そんなに長く続くことでもないでしょう。
それでも何だか、今の父と私のようにも思われて、
けれども、くもの巣と花びらのどちらが私なのかもわからずに
散り初めし桜を一緒に眺めているつかの間の出来事。
つかの間の散らぬ桜と散る桜
感傷に浸っている訳ではありません。
鑑賞の桜も、ひっそり実をつけることがあります。
美味しくないので誰も注目しません。