ここ tn198403s 高校時代ブログ をスタートしたのが2018年12月9日。
早いもので、もう2年となりました。
当初は「私にとって高校時代とは何だったのだろう。」と問い直す自分のためという感じでしたが、半年過ぎから記事の反応をもらう楽しさにも気づき、2年目には「年間100記事」と「年間アクセス倍増」の二つを目標にしました。おかげさまで、「アクセス倍増」は達成できました。「100記事」までは、この記事を含めてあと2つ。程なく100超えもできそうです。
訪問やスターやコメントをいただいたことが大きな励みになりました。
本当にありがとうございます。
ブログ1周年の記事から
この記事に書いた
あるブログで「自分のブログの一番の愛読者は自分」という言葉に出会いました。これは、一見自画自賛のようにも見えますが、自分が満足できないブログを他の人に読んで欲しいとならないための戒めだと思いました。
自分が楽しめるブログだから読んで欲しい、きっとこれがブログ本来の在り方ではないでしょうか。その上で、自分が楽しめてるならそれでいいとせずに、記事への反応も大事にしていきたいです。
という部分は、現在、私のブログ作成でとても大事なことと思っています。
その上で、ブログの目標を3つ挙げました。
・私自身が楽しめるブログにしたいです。
・その楽しみが読んでくれた人にも伝わる表現を工夫したいです。
・「人生に無意味な時間は無い」ことに自他共に納得できるブログを目指したいです。
大上段に構えてしまってますが、1番目については、今のところ大丈夫かなと。
2番目、3番目は、危なっかしい部分もありそうですが、アクセス数が増加してるのでそれなりにできているのかな?と思っています。
「アクセス倍増の達成」の記事から
目標にした数値10000を超えた明確な日時はわかりませんが、11月に入って早々のことでした。記事では
最近は、他の人のブログから刺激を受けて記事を書くことが増えました。言及や企画参加も増えました。高校時代ブログ本来の意図からはずれているのかも知れませんが、これがまた楽しいのです。
と書きましたが、
自分のためだけの記事から、他の人の反応も楽しみになる記事へーー。
そんな感じで、少しブログを書く意味が広がった気がします。
この楽しさは高校時代ブログを書いているからのように思えるのです。
このブログがベースにある故の安心感や居直り感と言えばいいでしょうか。私が何を考えてる人なのかは、良くも悪くもブログを見てもらえたらわかってもらえる、或いはあきらめてもらえる。突拍子もないことを書いてしまっても、カメさんだからな~とか、カメさんらしいな~と受け止めてもらえる。そんな感じ。
高校時代blogの記事と思えば、表現の枠が狭められている気がする反面、その枠があるからこそ、見えてくるものや、はみ出してみたいことに気づけます。何かにつけて、もの見方や考え方の根っこに高校時代やそれ以前の経験があったと気づくことも多々ありました。
高校時代抜きにして今はあり得ない
森 淳(もりすなお) (id:suna0hi) さんの企画、第二期ゲリラブ隊志願者募集(~11/11)で、創作の短編小説?を書きながら、高校時代のことを思い出していました。
このお話全体を通した一人称の文体は、『あたしの中の……』(新井素子)の文庫版(1981年)に原点があります。(それが男女互いの視点になっているのは、きっと、大ヒットアニメ『君の名は。』の影響)
1977年、当時女子高生だった新井素子さんの作品が、第1回奇想天外SF新人賞の佳作入選になりました。「審査員の星新一が絶賛し最優秀作に推したが、小松左京や筒井康隆らが目新しい文体に違和感を覚え反対したため佳作となった。」という逸話が wikipedia 「新井素子」に紹介されています。
当時購読していた『SFマガジン』で、『あたしの中の……』を知り、すぐさま文庫本を購入。大いに刺激を受け、短編小説を書く一つのきっかけにもなりました。
高校時代、私の豆本風短編小説?はごく限られた数人で回し読みしてくれました。
それが、ブログ仲間の企画に乗っかって書いた作品「好きか嫌いかで言うとありがとう。」のページは、Google アナリティクスを見ると、12月9日までに93アクセス。トップページで読んでくれた人もいるでしょうから、目にしてくれた人は100人を超えてそうです。なんだか、小さい小説の木が一気に枝葉をつけた感じです。
このことだけでも、高校時代が今の私に大きな影響を与えているのがわかります。この結論は、ずいぶん前に確認済みですが、それを感じられる一つ一つの記事が積み重っていることに満足感があります。
ブログ2周年を迎えてのご褒美
ブログを書く以前、高校時代は成績アップと受験の学習に追われていた感が強く、灰色のイメージでした。大学進学を希望していたものの、高1の時の担任に初めての三者面談で大学進学は無理だと言われ、実際成績も低迷していたのです。
英語のテストで幾度となく赤点をとりました。
数学では的外れな考えで混乱してました。
授業以外でも役に立ててません。
恋と呼べる経験も、本命チョコも縁遠かったです。
ブログを2年続けたからと言って、高校時代にパッとしなかった事実が変わるわけでもありません。
それでも記事を振り返れば、そんな中でも自分なりに頑張っていたし、前向きに受け止めて自分の糧にしていたんだなあと、高校時代の自分を褒めたくなります。同時に、ブログを始めたことが、高校時代の自分に褒められてる気もしてきます。
「書き続けてきてよかった。」
そんな歯の浮きそうなセリフが、ブログ2周年を迎えた自分へのご褒美と言えそうです。何とも、安上りですけれどね。
今後もよろしくお願いします。
今週のお題「自分にご褒美」