tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

カークーラーをつけたら、すぐ涼しくなる?

免許取り立て、車買い立ての兄とドライブに行った時のこと。

私が高校2年の夏前だったと思う。

駐車場に車を止めて、しばらく散策していたが、だんだん暑くなってきたので、近くの喫茶店にでも行こうかと車に戻る。

しかし、車のドアを開けると熱気が襲ってきた。日当たりのいい駐車場だったから無理もない。ちょっと中に入りたくないな、と思ったが、兄は「クーラーつけるから大丈夫、すぐ涼しくなる。」と平然と言う。

 

車種はミラージュ。

当時の車は、まだカークーラーが標準装備ではなかった。

それをオプションで装備していたのだ。兄としては自慢の車だったはず。

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日当たりのいい駐車場のミラージュ

兄の言葉を信じて、助手席に座る。思わず、

「あっつい!シートも熱い!」

と叫んでしまう。しかし、兄は座る前に叫ぶ。

「あつっ!ハンドル、あつっ!」

運転席につく前に、ハンドルをさわったようだ。

自分はまだシートに座ってもいないのに、座ってる私には「ドアを閉めろ」と言う。

きっとカークーラーの威力を誇示したいのだろうと、我慢して兄に従った。

ようやく兄も運転席に座りドアを閉め、エンジンも、クーラーもつけたが二人して「あつい!あつい!」と言っている。そう簡単に涼しくなりそうでもない。

我慢が限界に近づき、たまらず、窓を開けようと手動のハンドルを触ると、これまた熱い。車内は何を触っても熱い。

「窓開けたら、冷気が出ていくから、開けるなよ。」

と、兄。

確信した。兄はカークーラーを過信しすぎている。

涼むつもりで入った車の中で二人とも汗が噴き出していた。

 

ついに「これはたまらん!」と私が先に音を上げ、車の外へ。

兄も、さすがに仕方がないとあきらめたのか、外に出た。

 

車の外に出て、「あ~涼しい。」と二人。

「カークーラーをつけて、涼んだな。」と兄は強がった。

 

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<余談 高温になった車内温度を早く下げる方法>

JAFのこんな調査があります。

jaf.or.jp

それによるとこんな感じ。

  1. まず、ドアの開け閉めで温度を下げる。
  2. クーラーはONにして、しばらく窓を全開にして走る。
  3. 暑さが落ち着いてきたら窓を閉める

 

ちなみに、私は暑過ぎる車に乗る時、駐車した場所の周りに何もなければ、運転席側のドアを開けたままにして、運転席の後ろ、助手席の後ろ、助手席と順にドアを2回ずつ開け閉めしてから、乗り込みます。温度を測ったことはありませんが、10℃くらいは下がってる気がします。