tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

LSSさんの落ち物パズルゲーム(2)

美しいデザインに魅せられて

LSSさんのブログで落ち物パズル制作の記事が新しくなりました。

little-strange.hatenablog.com

これで3回目の更新です。ゲームプレイする上で前回と大きく変わったのは3点。

  1. 画面上部に「NEXT」として、「次のコマ」を予告表示
  2. 「強制停止」をやめて「一時停止」再開可能
  3. 操作部に「↓落とす」を追加

1.はゲーム戦略上、とても重要。予告を見て、今落ちているコマの配置を有利に変えられます。

2.は、一時停止して熟考に入ることも可能ですが、個人的にはゲーム中の画面保存が可能になったことが大きいです。

3.は、序盤、コマの配置場所を決めた後、下に落ちるのを、まだかまだかと待つ時間が短縮できて、テンポが軽快になります。

 

でも、こうしたこととは別に、ゲームのデザインが美しくなっているのが嬉しいです。将棋で例えるなら、紙で作られた駒と盤で遊ぶのと、木彫りの駒や心地よい音の立つ盤で遊ぶのとの違いに似てるかも。良い道具は、良いプレイヤーを育てるという思いが私にはあります。おかげで、さらに意欲的に遊べました。(ただし、私が良いプレイヤーになれたかどうかは不明です。)

 

一方で、LSSさん自身

(本当は、「消しの実装」が手間かかりそうだから先延ばしにしている、というのもあったりします^^;;;;;)

との本音もチラリ。産みの苦しみ、わかる気がします。頭が下がります。

 

 

現段階で遊べるルール

そこで、現段階で遊べるルールを考えてみました。

考えたのは3つ。

どれも、ゲームオーバー(または放棄)までプレイしています。

 

A.最大何個まで同じ色を繋げられるか?

これは、試しのプレイはせずに前回の統計と下のB、Cの8プレイの統計とを合わせて推測してみました。

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統計から繋げられる最大数を推測

全16例の内、同色の最大数は14でした。ちなみに今回コマを60個以上出現させて、同色が10個にならなかったのが1回(c4)ありました。

恐らく10まではそれほど難しくないですが、あとどれだけ記録を伸ばせるかは、上達と言うより運の影響が大きいと思われます。

 

B.2×2の正方形を何個作れるか?

4回テストプレイしてみました。

2x2の正方形を自分で数えるなら、ゲームとしては完成しています。

作った2x2は複数回活用できるルールにしました。←ココ重要

仮に3x3が一つできたとすると、2x2が4つ完成したことになります。

こうしてやれば、戦略も多様になり面白味もアップするはずと考えました。

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2×2の正方形を何個作れるか? b1 b2

5個くらいなら、それほど苦労することなく作れました。でも、意識して同色を上手くつなげるようにすると、カウントできる正方形が増え、10個までできました。

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2×2の正方形を何個作れるか? b3 b4

(b3の星印は、何かを思いついてつけたのですが、何だったのか忘れてしまいました。でも、思い出した時に加筆できるよう、そのまま残しています。)

 

運よく狙い目の色が増えた時に、上手くつなれば、12~13個くらいまで伸びそうに思います。コツは、複数カウントできる塊をつくれるかどうかでしょうね。これは上達の実感も得られそうです。

2×2(4コマ)で正方形1個のカウントですが、3x2(6コマ)で2個、3×3(9コマ)では4個、3×4(12コマ)だと6個です。通常なら6個作るには24コマ必要で不可能でしょうが、その半分で済むわけですから、十分狙えます。ちなみに4x4(16コマ)で9個になります。

 

C.十字形(コマの上下左右が全て同じ種類でかつ中央と違う)を何個作れるか?

これも4回のテストプレイ。

こちらも十字形を自分で数えるなら、ゲームとしては完成しています。

そして、作った十字形を複数回活用できるルールとしました。←ココ重要

ゲームとしての面白さはどうでしょうか。

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十字形を何個作れるか? c1 c2

同じように楽しめるイメージでしたが、正方形の時と違って、頭の混乱が度々起きました。コマを縦横に動かして斜めに積み上げていくのが意外と大変。そのせいもあってか、操作ミスをしてしまうことが多かったです。思っている所と違う場所に何度落としてしまったことやら。

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十字形を何個作れるか? c3 c4

特に、c4の○9は悔しかったです。□7の上(2の場所)に置くつもりで、右に寄せ過ぎたのを一つ左に戻すつもりが「落ちる」で図の場所に。これで意欲が下がりました。もっとも最後の7が出るまで長かったので、作戦通りいったかどうかは不明ですが、粘って○の9の場所に7、そして9を置けたら、計7個の十字形になったかも。

4回のテストプレイでは6個が最高でしたが、運もよく、上手く積めば、10個くらいまで行けるかもと思います。

これも戦略での上達を実感できそうですが、Bよりはハードルが高い気がしました。

 

ここまでのまとめ

Bは結構夢中になりました。工夫を重ねれば、結果に結びつきやすい気がします。

Cは、もう少し、縦横にコマを動かすことと斜めに積むことに慣れないと難しい気がしました。明らかな操作ミスもありましたが、それ以上に落とす場所を勘違いすることが多かったです。私の平衡感覚がおかしいだけかも知れません。

 

でも、ここまで遊べて楽しかったです。

再度、

LSS (id:little_strange)さん、

さじ (id:conasaji)さん

に感謝です。

ありがとうございました。

 

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余談 <高校での進学説明会>

ルールを考えながら、不意に思い出したことがあります。

高校での進学説明会でのこと。場所は校内の武道館だったと思います。

志望校を絞るために、結構厚みのある資料を渡されました。表の見方や自分の成績で狙える大学偏差値の範囲等を説明してくれるのですが、私の志望校は既に決まっていたので、聞く気にもなれず、手にした乱数表で遊べないか考えていました。

縦横斜めに奇数だけを辿って、一番上の段から一番下の段まで進めるか?

これはあっさりできてしまったので、3の倍数(3.6.9)ならどうか?

2ケタの数字として見て、増える、減るの繰り返しではどうか?

そんなことしてる内に偶然、、先生より早く数値の矛盾を見つけて、他にも間違いがないか探す。

などなど。

とにかく、夢中になって表にいろいろ線をつないだり、赤丸で囲んだり遊んでました。

周りの友達の中には、うとうとこっくりしてる人もいたようです。

説明会が終わって、先生が近寄ってきました。

怒られると覚悟した時、

「どうだ、志望校を決める参考になったか?熱心に聞いていたな。」

と、むしろお褒めの言葉。「はい。」うなずき「ありがとうございました。」

その後、教室に移動する前だったか後だったか、感想文?アンケート?があって、「とても参考になりました。資料に幾つか数字の間違いはありましたが、それだけ資料作りも大変だったのだと思います。ありがとうございました。」みたいなことを書いたような。

 

一生懸命やれば、報われることもあるんだなぁと。

先生にほめられたことや、先生の苦労という意味ではなくて、あれこれやって楽しみ方を見つけることもまた楽しいということを、今回の記事を書きながら思い出したのでした。