tn198403s 高校時代blog

「人生に無意味な時間は無い。ただ、その時間の意味を感じることなく生きているだけである。」この言葉を確かめてみようと、徒然なるまま、私の高校時代(1984.03卒業)の意味を振り返り綴るブログです。

きゃりーぱみゅぱみゅさんに感謝します きゃりーぱみゅぱみゅさんを応援します 

#きゃりーぱみゅぱみゅさんに感謝します

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微力ながらも、このことについて書こうと思いました。

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twitterきゃりーぱみゅぱみゅさんが、《#検察庁法改正案に抗議します 》のタグをつけてのツイート。それに対し《歌手やってて、知らないかも知れないけど…》の返信があり《相当失礼ですよ、、、、》とのリプライ。その後、ツイートは削除されてしまうのですが、その理由は「ファンの人同士での私の意見が割れて、コメント欄で激論が繰り広げられていて悲しくなり消去させて頂きました」とのこと。

一連の騒動をほぼリアルタイムでtwitterで見ていました。

検察庁法改正案は、黒川検事の麻雀賭博もあり、見送りとなりました。政権はtwitterの動きは関係がないように言っていますが、大きく影響していたと思います。少なくとも私自身は大きな影響を受け、きゃりーぱみゅぱみゅさんのツイートをみて、かなり遅れて《#週明けの強行採決に反対します》タグをつけ、こそっと政治的な内容を呟きました。私が初めて、国民主権を意識してツイートできたのは、きゃりーぱみゅぱみゅさんのおかげ。とても感謝しています。

 

ところが法案見送りの後も、この話には続きがありました。

《誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで》ときゃりーぱみゅぱみゅさんがツイートしたのです。これには、法案とは別の背景もあるのですが、それには触れず《貴女が総理にしてる事も誹謗中傷》等の声があがります。

 

何を言ってるんだ?!

権力に対して抗議を示して「国民主権」を主張することと、その発言が「基本的人権の尊重」で守られることは、日本国憲法の大原則です。それが理解できない者に呆れつつ、怒りを覚えたのです。

 

今さらだけれど、日本国憲法第13条を引用します。

十三条【個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重】
 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。(※ 太字は筆者による)

 

芸能人が政権批判をしてはいけないなどと言うこと自体が憲法違反、法律違反です。立法も国政さえも、政権批判に対しても最大の尊重を必要とすると憲法に明記されているのですから。

 

上述の《歌手やってて、知らないかも知れないけど…》は法も憲法も飛び越えての誹謗中傷なのに、《相当失礼ですよ、、、、》と柔らかく対応していたきゃりーぱみゅぱみゅさんに私は感銘を受けました。攻撃的な言葉ではなく、諌める、いなす感じの発言にセンス。もしこのセンスが、ネットで当たり前になっていたら、ネットの発言はもっと丸みを帯びたものになるだろうと思えてなりません。

 

当該ツイートの削除までの流れを全て見ていた訳ではないですが、その削除理由にもファンやツイートした人に対しての尊重を感じます。

 

そこに他人の意見にただ流されてツイートしたのではなく、自分の考えを自分の流儀で発信し続ける意志の強さ、姿も見えてきます。

自らの主権を正しく行使しつつ、他の人の基本的人権も尊重する。

それをきゃりーぱみゅぱみゅさんから教えてもらった気がしてなりません。

 

 

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